「「十数年後」テロップはいらなかった」ルパン三世 THE FIRST y.summerさんの映画レビュー(感想・評価)
「十数年後」テロップはいらなかった
冒頭のテロップのせいで、前半の展開が透けてしまったのはなんとも残念ではあったが・・。
5人のキャラクターとおなじみの音楽が秀逸なおかげで、満足感は得られる作品。とはいえ、脚本がルパンという最高の素材を活かしきれていないのは残念。
ルパンが仕掛けを突破するシーンは音楽ものって大興奮!ただ、映画のピークは中盤のここであり、後半は冗長気味だ。
その分、レティシアとルパンの関係性を世代を超えて上手く作り上げたのはお見事。
「カリオストロ」と「ラピュタ」のいいとこ取りな感じもあり、少女が活躍するところもあり、宮崎駿作品へのオマージュ作品でもありそうだ。
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