劇場公開日 2022年2月4日

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「この作品は物語・監督ともに家族の絆」ゴーストバスターズ アフターライフ samさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0この作品は物語・監督ともに家族の絆

2022年3月1日
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鑑賞方法:映画館

私は幼少期から映画(特に洋画)が好きで、字幕もろくに読めない頃から家族にねだって映画館に足を運んだものでした。今でも思いますが80年代の映画は私にとってどれも本当に夢があって今でも大切な宝物です。
その中に『ゴーストバスターズ』(1984)もあり、作品は大ヒットし、テーマ曲やアイコンのNoGhostマークのグッズなども爆発的なヒットで、一大ブームメントを起こしました。もちろん幼少期の私もドキドキ・ワクワクで怖面白い!と大興奮だったのを覚えています。
また、それから僅か5年で『ゴーストバスターズ2』(1989)も上映され同じく大ヒットしましたが、それだけ人気だった事が判ると思います。
上映後にもTVなどで何回も放映されて、長く愛された作品だと私は思っています。
それから時は少し流れ、『ゴーストバスターズ3』(2016)が上映されました。こちらの作品は、個人的に前作ほどはと言った感じだったので、(あとから知りましたが、監督も変わり続編でもなくリブート作品でした。)本作を観る時には何の予備知識も入れずに、CMを観て少女が主人公なので、最近流行りの感じかな?本作もそういった感じかな?と、正気あまり期待していませんでした。
ところが・・・結果は良い意味で裏切られました!
中盤からは作品に夢中になり、終盤には涙し、ワクワクした幼少期の頃の私がそこに居たと思います。
また前作に対するオマージュなども所々に盛り込まれており、本当に素晴らしい作品だと思いました。さらに鑑賞して数日してから、この作品は終盤のあたりをひた隠しにしないでCMなどで全面に出していたりすれば、もっと観客数や興行収入などが伸びたのではないだろうか?と私は思っています。結果的に純粋に作品を楽しむことができたので、この作品に携わった方々には大変感謝しています。
それと監督が前作(ゴーストバスターズ・ゴーストバスターズ2)を監督された、アイヴァン・ライトマンの息子であるジェイソン・ライトマンと言うことも、恥ずかしながら後から知りました。作品も親子から孫へと受け継がれる物語なら、監督も受け継がれていたと知り、なるほどと!この作品の良さを納得することができました。
まだ鑑賞されていない方やお子さんなどがいる方は前作品をもう一度観てから本作を観ることをお勧めします。
最後にどうか本作が今時の若い子には・・・とかで無いことを祈って。

sam