「時代をこえて受け継がれるゴーストバスターズの魂。懐かしい音楽と共に楽しんできました。」ゴーストバスターズ アフターライフ もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
時代をこえて受け継がれるゴーストバスターズの魂。懐かしい音楽と共に楽しんできました。
1984年の作品は、劇場で観ました。 面白かった
「2」は知らない間に終わってました。 うーん
「女性版」はなんとなく見送りました。 うーむ
そして今回の作品。
実は全く注目していなかったのですが (…正直者)
主役の子が誰かに気が付いて鑑賞。
マッケンナ・グレイス
「gifted ギフテッド」 で天才少女を演じたのが数年前。
強烈に印象に残ってました。
今作では本人が
最初から最後まで通してヒロインらしい
( ↑ヒロインの少女時代だけ…とかではないという意味です)
ならば成長した姿を ぜひ見てみなければ
というわけで気がついたら
劇場の座席の上に座っておりました。 (←えへ)
◇
んなわけで鑑賞。
おぉ 成長した本人ではないですか。 (当り前です)
が、面影は充分。 …しかも 眼鏡っ娘。
(※これには伏線が…)
この作品で演じたのはGBメンバーの一人
(エゴン・スペングラー博士)の孫娘。
祖父は、色々な装備や装置を作り出した
絵に描いたような正統派科学者だったのですが…
あるときから
周囲との交流を絶ってしまっていたらしく…
メンバーと絶縁
家族とも離別し そして
一人で田舎町に引っ越してしまっていました。
その父(祖父)が死んだとの報せを受け
その田舎町にやってきたヒロインとその家族(母・兄)。
何も無い家の中で
ときおり発生する不思議な現象
ときおり起きる地震
家のあちこちに転がっている装置や道具 そして
埃とシートをかぶった車
車にはゴーストバスターズのマーク
少女は知る
自分の祖父がゴーストバスターズのメンバーだったことを。
少女は気付く
祖父がこの町に来たことに重要な意味があることを。
さて この町に何が起きるのか …
◇
という感じに
前作(84年版)よりも
ファンタジーの度合い やや多め
メンバーの平均年齢 かなり低め
そんなゴーストバスターズの物語が描かれていきます。
祖父から娘 そして孫娘へ
「声無き想い」が届く姿がストーリーの下敷きになっており
何かこう しみじみと
心に沁みてくるものがありました。
私のストライクゾーンの真ん中に
どすんと来ました。
観て良かった。満足です。
※ 「2」も「女性版」も観ていないのですが、
1作目からの話がしっかりと繋がりました。
正統な続編と言ってもいいような気がしています。
◇あれこれ
眼鏡のデザイン
祖父と孫娘の眼鏡が同じデザインのものでした。
祖父の想いを孫娘が継いだのだ ということを
さり気なく匂わせるアイテムでした。
マシュマロマン
今回はチビの大群です。
見た目は可愛い…けど行動が… きゃ~
母をからかう娘
ギフテッドでも似た場面が。
叔父との一夜を共にした担任の女性にひとこと
「夕べはお楽しみでしたね」
(↑ それはドラクエの宿屋の主人のセリフ…)
◇最後に
「ハロルドに捧ぐ」
エゴン・スペングラー博士を演じたハロルド・ライミス。
カメオ出演 …ではなく
ゴースト出演(?) でした。 合掌。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
今晩は
今作へのコメント、ありがとうございます。
自分の事をほったらかしにしていたと思っていた父の自分の成長の写真とコメント(これが、良かった!)に涙する娘さんの姿。
今作が、30年前のシリーズに親子愛を組み込んだ佳きシーンでしたね。では、又。
もりのいぶきさん、コメントありがとうございます。
杉本哲太の件はどこかで書こう書こうと思いながら、ようやく書くことができました(笑)
女性版にはビル・マーレイもシガニー・ウィーバーも出演していたことを自分の記事によって再確認(恥)毎度のことだったんですね。