「来ると思ったよ・・・(涙)ゴーストバスターズのゴースト」ゴーストバスターズ アフターライフ カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
来ると思ったよ・・・(涙)ゴーストバスターズのゴースト
リアル鑑賞世代からしてもたまらない設定で終始楽しく観ることが出来た。
製作アイバン・ライトマン、監督は息子のジェイソン・ライトマンということで正式な1、2の続編という位置付け。
キャストで唯一鬼籍に入ったハロルド・ライミスの追悼の意を込め、過去作のほぼフルキャストが出演している(リック・モラニスは残念)。
エンディングのスタッフロールにシガニー・ウィーバーと流れた直後に場面が変わり本人が現れるという洒落た演出もぐっと来る。
ストーリーはあえてここで書き込むことはしないが、主役の俳優陣が凄い魅力的に描かれているのが良い。
スピルバーグやクリス・コロンバスもそうだが、子供のことが本当に好きな監督ではないとここまでの演出は出来ないと思う。
主演のフィービーは可愛いいティーンだが、しっかり科学オタクのDNAを受け継いでおり、強い意志で怯むことなくゴーストに立ち向かう。
吹き替え版での鑑賞だったが、演じたマッケナ・グレイスの吹き替えが上白石萌歌さんだったが違和感なく非常に良かった。
相棒のポッドキャストも気の合う機械オタクで悲壮感など一切無くノリノリでお化け退治のサポートをする。(相変わらずこう言った役はアジア系)
イゴンの奥さんがジャニーンじゃなかった事がが少し残念ではあったが、このシリーズでのジャニーンの立ち位置からするとその方がらしいのかも知れないと勝手に納得した。
サマースクールで流すビデオはクジョーとチャイルドプレイと80年代を匂わす仕掛けもなかなか楽しかった。
サタデーナイトライブ全盛期のメンバーもだんだんお目にかかる機会が少なくなってきたが、元気なうちにもっと活躍して欲しいと思う。
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