「オリジナル版とは違うノリの作品」ゴーストバスターズ アフターライフ まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
オリジナル版とは違うノリの作品
「ゴーストバスターズ」は1作目も2作目も大好き。粗いけれど、テンションと音楽とキャラでねじ伏せ、ひたすら楽しい80年代らしい作風が堪らないのです。
正式な続編に位置する本作は、そんな1・2作目とはかなり毛色の違う作品になっていた印象。スローテンポで進み、大規模なゴースト退治パートも少なめ。変人と評判だった祖父・ハロルドが残した謎や真相を少しずつ紐解いていくことで成長していくフィービーを中心としたハロルドの家族の物語でした。
個人的には、前作のようなハイテンションコメディを期待していたので、たくさんのシリーズオマージュやゴーストバスターズらしいキャラクター、ポール・ラッドのコミカルさ(31アイス!笑)など楽しい要素はあれど、もっとはっちゃけて欲しかったし観たかったのはコレジャナイという不満もあるのが正直な感想。
が、ラストの展開で帳消し。あれで泣かないのは無理だ…。
続編を匂わせる終わり方(エンドロールは最後の最後まで席を立っちゃダメ!)だったので、次作でまた違った新ゴーストバスターズが観れるのを楽しみにしています!
2回目観賞:2024/4/9 4.5
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