沈没家族 劇場版のレビュー・感想・評価
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『昔TVで見ていたヒーローが倒していた敵にも家族がいる』 だから、...
『昔TVで見ていたヒーローが倒していた敵にも家族がいる』
だから、彼は当該の沈没家族を『本当の家族ではない』と『気付き始めた』と見受けられる。
客観的に見て、この母親は大変に狡猾な女性であるが、逆に、父親は自虐的で『いじけた』モラトリアムな父親だと思った。その父親と同じDNAを受け継ぐ主人公も、それに気付き初めている。
『山くんを親父には想えない。しかし、理解できる様になった。大人になったからだ』と演出家は結論づてるが、この親父の本当の気持ちがまだ分かっていない。それを理解して初めて大人になると思う。親父に対しても、何時までもいじけているなって言いたいね。
まぁ、沈没家族に巻き込めれた方達は、純粋で善良すぎる日本人だと思う。土くんには言いたいね。無事、何ごともなく育ってよかったねって。
やっている事は『気球クラブ その後』の連中と同じだが、ガラ携は一切出て来なかった。同じ世代だと思うが、貧乏人は沈没しまくる時代だったなのかもしれない。それは今も継続しているのだろうが、子供が大人になればなんとかなるものだ。兎に角、この母親は賢明で狡猾な女性だ。彼女に共感する。
藤枝奈己絵さんが出ている
ちょうどその時期、オレも東京でフリーペーパーを作っていて職場は中野で、近い存在としてなんとなく知っていた。めぐさんがギターケースを背負っていて、何か弾き語りするのかと思ったら何もしなかった。
お父さんがけっこうなクズのままに表現されていて気の毒だ。
漫画家の藤枝奈己絵さんがご主人と娘さんと出ていらした。『赤子よ日記』のお子さんがでかくなっている。。
あの生活で子どもがどのように育つのか、二人ともとても立派に育っていらして、本当によかった。
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