「国のために命を捧げるというのは、美しく立派な嘘。」キングスマン ファースト・エージェント 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5国のために命を捧げるというのは、美しく立派な嘘。

2022年1月11日
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鑑賞方法:映画館

イギリスらしいスタイリッシュさ。そして、ブラック。そう、どうも爽快感はないんだよなあ、笑わせようとする仕込みが悪趣味で。特に最後に出てくる人物、たしかにこの筋立てだとコイツがでてくる流れではあるけれど、それってどうよ?と思ってしまう。コイツの出現でなんか冷めた。ヨーロッパ人ならなおさらそうなんじゃない?平気なのかなあ。残酷な処刑や決闘を喝采を送りながら囃し立てた人たちの子孫だから喜んじゃうの?って変な偏見が湧いてくるな。「平和、平和」と劇中言っているのも美しく立派な嘘、なのかな。僕は007のほうが断然好み。

栗太郎