「壮大な映像と音楽、カメラワークに魅了される 大きなスクリーンで観たかった」キングスマン ファースト・エージェント 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
壮大な映像と音楽、カメラワークに魅了される 大きなスクリーンで観たかった
戦場で命を落とした若者ひとりひとりに悲しむ親がいる、、、
なんてキングスマンの感想じゃないよ。
オープニングと西部戦線でのコンラッドの戦い、とラスプーチンやクライマックスのキレッキレのアクションシーンのテイストがどうもマッチしない気が、、。
前作のぶっ飛んだアクションやおふざけは、スパイアクションだからカッコ良かったけれど、実際の戦争が舞台だと、他のシーンでも人の死ぬ場面はリアルで見るの辛くなってしまう。
息子に秘密を打ち明けるシーンや、暗号を解読したシーン、オックスフォード卿が立ち直るシーンなど、カタルシスを感じる場面だけれど、あと一歩というか音楽が走りすぎて、、。
使用人のネットワークで情報集めるシーンもなんかなぁ。
ラスプーチンのダンスの格闘シーンも、なんだか作品を陳腐にしているような気がして、、。
(アイの歌声を聴かせて の柔道の乱取りのダンスは良かったけどなぁ)
いっそのこと最後までシリアスな感じで通せばよかったかも、それじゃキングスマンじゃないか。
戦争映画で感動させて笑わせるって難しいね。
そう考えたら、岡本喜八監督って偉大だな。
シリアスなパートとスタイリッシュなパートそれぞれよかったし、面白かった。音楽も映像も壮大で感動した。
なぜかのれなかった。期待が大きくなりすぎてた。
ていうか、公開第一週に観に行ったのにどうして小さなスクリーンでやってるの! 大きなスクリーンで観たかったな。
シネコンの大きなスクリーン全部「呪術廻戦」が独占してるし、平日に30分おきに上映する必要あるのかな。あと、キングスマンを吹替で観る人いるの?
いつもありがとうございます。
映画館で鑑賞のレビュー、とても参考になりますし、
羨ましいです。
BGMが少々大き過ぎるのですね。
シリアスに始まってどうなることかと思ったら、
後半はアクション炸裂して、私的にはとても好きな映画でした。