「アクションは今年一番!」キングスマン ファースト・エージェント 柴左近さんの映画レビュー(感想・評価)
アクションは今年一番!
キングスマンシリーズ久々の続編。
1作目はユーモアとスタイリッシュさが絶妙な塩梅で、2作目であるゴールデンサークルの公開が決まったときはとても期待していたが、振り切ったギャグが多めであまり楽しめなかった。なので今回はあまり期待していなかったのだが良い意味で予想を裏切られた。個人的には大満足で、なんなら1よりも好きかもしれない。
キングスマンのオリジンを描いているのだが、前作までは何も考えずに楽しめる娯楽映画だったが今回は第一次世界大戦の出来事に沿った展開で、歴史映画としての側面もある。少しでもその時の歴史や人物を頭にいれておいた方が楽しめること間違いなし。ヨーロッパのハチャメチャな国際情勢は、キングスマンが活躍するにはうってつけ。
レイフ・ファインズが「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」ではボンドの上司であるMの役で出演しているのに、ボンドに負けず劣らず激しいアクションを披露しているのは面白い。
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