「キングスマンの原点 別物のテイスト進行も」キングスマン ファースト・エージェント AKF-RHOOさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0キングスマンの原点 別物のテイスト進行も

2021年12月25日
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鑑賞方法:映画館

映画始まっては、上映館(シアター番号)を間違えたかと思うほど作品のテンポ、展開、絵、が違うのです。ポップでスタイリッシュでリズミカルな紳士がカラフルに進んでいくはずが・・シリアスな展開なのです。時代は、第一次世界大戦での戦争映画からお話しから始まり、途中(映画 クリフハンガー)挟み、キングスマン一家(家族のドラマ)の始りのお話です。登場人物も、ロシアのラスプーチン、他(多数)出てきます。歴史に詳しい方はより楽しめるでしょう(有名所出ますが時代考証は・・映画の為それは良し)。しかし、このまま行くヴオーン監督ではありません。随所にアクロバット的要素を取り入れたアクション格闘(コサックダンスと音楽)スタイリッシュに見せてくれます。この手の映画では珍しく、シリアスな泣ける要素があったり、007を思わせるマネーペニー的ポリーがいたりして、英国のキリッとした空気の中展開していきます。
ある意味、ハチャメチャな展開のあったシリーズのキングスマン。この1作で、今までのヴオーン監督の要素に、プラス、新しい要素が見えた良作となりました。(3部作になるとか)
Dolly-atmos鑑賞☆
★重低音☆
★音圧○
★分離度☆
★音移動○
★爆発音☆ 銃撃音☆(他、随所に)
★サラウンド:○(雰囲気をだす程度)
☆サイド・上・後音響(活躍度):2

AKF-RHOO