「最高のクリスマスギフト」キングスマン ファースト・エージェント あささんの映画レビュー(感想・評価)
最高のクリスマスギフト
胸の高鳴りが止まらない。筆舌に尽くし難いこの興奮と感動、最高のクリスマスプレゼント!
スペクタクル感満載で描き出す「キングスマン」
今作は1902年の南アフリカからスタート。歴史の史実に基づきながら進んでいくため、世界史好きにはワクワクが止まらないだろう。可能であればこの時代の歴史的背景も頭に入れておくと本作をより楽しめるはず。というか、世界史をある程度知ってないとたぶんわからない事多いかと…。
時には「1917 命をかけた伝令」を彷彿させるような銃弾が飛び交うシリアスな戦場シーンと「キングスマン」らしいスタイリッシュなアクションシーンが目まぐるしく展開される。
ゾッとする描写に目を塞ぎたくなったり、ハラハラするシーンに思わず声を上げたり、時には深い親子愛や仲間たちとの絆に涙して、息を呑んで、泣いて、笑ってのあっという間の130分でした。
特に、バレエ音楽に合わせて華麗に舞う美しいアクションシーンは感動通り越して泣けてくる。
平和主義の貴族がなぜ「キングスマン」になったのか、キングスマンシリーズを楽しむためにも必見の作品かと。これまでのキングスマンを見てない人も楽しめるはず!
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tigerdrverさんのコメント
2021年12月31日
コメントありがとうございます。そうなんです、↑のバレエ音楽はロシアの作曲家であるチャイコフスキーの「1812」で、ナポレオンのロシア遠征を撃退した年にあたり、それをイメージして作られたと言われてます。クライマックスでは楽譜上でも大砲を放つ指示があることでも有名。あっ、映画と関係ない書き込みでしたが・・。エンドロールでも流れてテンションあがりました。