「2019-79」SHADOW 影武者 かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
2019-79
『パドマーワト』のレビューとおんなじ様なことを言います。
どんだけ美しいの!
どんだけかっこいいの!
心踊らせるしかないでしょ。
あちらは色で言えばきらびやかなゴールドや華やかな赤、サリーのひらひら舞うダンスにキラキラなアクセサリー。
こちらは色はとにかく黒と白とグレー。
計算されたように、この三色しかない、衣装やアクセサリー、建物もインテリアも(唯一、茶色が加わったとき、なんとなく結末まではいかないにしても、戦国時代らしい流れになるのではと感じた)。
そして、唯一の赤色が血飛沫なんですよね。映えるし、染み入る。
しなやかで繊細でありながら、ダイナミックな動きを併せ持つ殺陣。もう呆然。放心状態。
あと、『パドマーワト』でもそうだったけど、中国の女優さんたちもどんだけ美しいのよ。私は特に王の妹役の方がタイプです。
前半はとにかく美を堪能してください。
美術館に来たつもりでいれば退屈しないと思う。
息もつかせぬアクションが出てきたあたりからぐんぐんのめり込み、ラストは😮という顔になったままエンドロール。とてもネタバレできないです。
チャン・イーモウは『グレート・ウォール』ぶり、中国映画はいつぶりか?というくらい観ていませんでした。
すごいわ。敵わないわ。
中国映画には中国の、韓国映画には韓国の、、、それぞれ違って、それぞれ良さがあって素晴らしいな。
お嬢ご無沙汰でーす!✨
三国志蜀ファンとすれば、「五虎大将軍」の1人である関羽雲長が亡くなる「荊州争奪戦」なんで御座いますよ。争奪方法など違う事しても構いませんが、なんか中途半端にモチーフにしくさってるから私的にはこの評価w
言いたい事はいっぱいありますが、、、、関平をモチーフにしている将軍を「平(ぺい)一文字呼ばわりかよ!」とか。
(これは字幕担当がどう解釈したか不明ですので)