「カナダでは、車が右側通行」リアム16歳、はじめての学校 Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
カナダでは、車が右側通行
カナダのバンクーバーで撮影をされた本作、違和感なくサクッと見ることが出来た。変わった親子関係を描いているし、シナリオ自体もべたついた内容でなく、さらっとしたコメディに仕上がっているが、大笑いをするというよりか、何かほほえましい場面が多いと個人的には思えた。
つい最近主人公レアムの母親のジュディグリーアが出演している「ハロウィン」というホラー映画を見たのに気が付かないでいる自分がいた。申し訳ありませんでしたミズ・グリーア。
一般の視聴者からの支持よりも批評家のほうが支持をしている本作、ロサンゼルスタイムスの女性記者は「この映画は、青春物の映画としては、すべての人に受け入れられないが、監督が普通の青春映画とは一線を画し、そこにははっきりとした主張と辛めのジョークがある。」と述べているが、まあ的を射ているかもしれない。個人的には、ブレンダン・フレイザーが演じた「タイムトラベラー/きのうから来た恋人」という映画とシナリオは全然違うかもしれないが、この青年レアムの設定がどことなく彷彿とさせる。
余談ながら、カナダの国家元首はエリザベス二世でコモンウエルスの加盟国の一つなのでてっきり、車は左側通行だと思い込んでいた。
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