「道具はキチンとリサーチして貰いたかった」エスケープ・ルーム 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
道具はキチンとリサーチして貰いたかった
1万ドルの賞金目当てで集められた6人。あるビルに集められ体験型脱出ゲームに参加するが、、、。
(まぁ、1人は1万ドルぽっちで参加しなくていいだろう)
こういう手の映画はSAWなど他映画でも観ては来ているが、肝は「仕掛け」と「脱出の小道具や方法」であり、仕掛けはアトラクション風で派手でもあり面白いのだが、小道具と脱出方法がかなり無茶苦茶ぶりたっぷりで逆に引いてしまうくらいのつまらなさに。
「脱出方法はその道具以外もあるだろう?」と思っちゃったし、変な仕掛けや道具取得方法あったし、道具使うにしてもキチンとリサーチして使って頂きたかったし、「アナログ機器舐めてんのか?そんな機器ねえよ💢」と怒りも覚えたし。
VRの様なデジタル映像も織り交ぜていたが、やるからには実際の物やデジタルの素となるアナログ部分にも気を使って頂きたかった。(分かりやすくと思っても嘘はいけない)
脱出ゲームも進むにつれ淡白になりますし。
脱出後の展開も要らないかな。
これでは現代のコンピュータを扱えても、その原理や等価回路、トランジスタさえ知らない子供が作った様な映画だ。
これだけ金かけて・・・・
続編は要らない。
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