オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁のレビュー・感想・評価
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「世界で最も素晴らしい役者の一人、役所広司」
今年122本目。 プロデューサーのテレンス・チャンが上の言葉を言っていました。自分もそう思います。 愛の映画。男女や親子など様々な愛が描かれた作品。 日中合作ですが、日本人、中国人、カナダ人など力のある俳優の演技が見所。中でも主役の中国人2人の俳優、女優の力のこもった演技に驚かされました。 「マン・ハント」が中国映画ですが、日本でオールロケと韓国の女優も出て日中韓合作に近い作品でいい映画でしたが、もっと日中合作がどんどん増えればと思います。
ストーリーは悪くないのですが…
予告編で役所広司さん主演の雪山アクションという感じの触れ込みだったので、多少の興味をもって鑑賞してきました。冒頭からの救助シーンで、緊迫感やスケールの大きさを感じたものの、一見してそれとわかるようなVFXには本当に興ざめでした。というか、「これはやってしまったか!」という後悔の念まで湧いてきました。 しかし、ストーリーはテンポよく進み、常に緊張感を持続していたので、序盤に感じた不安はやや持ち直してきました。機密書類の持ち帰りというメインストーリーと並行して、ジアンやシャオタイズの過去を絡めたサブストーリーもなかなかよかったです。序盤からなんとなく展開が予想できたり、終盤でのご都合主義に少々しらけたりしたが、脚本はそれほど悪くないと感じました。予備知識なしで鑑賞したので、ストーリー自体は十分に楽しむことができました。 キャストでは、役所広司さんの年齢を感じさせない熱演はもちろん、中国人女優(名前知りません、ごめんなさい)の体当たりの演技もよかったです。脇を固める救助チームメンバーも敵役も、よく知らない人ばかりでしたが、それぞれの役にうまくハマっていたと思います。 それでも、冒頭で感じた映像のガッカリ感が、その後も繰り返され、最後まで足を引っ張ってしまったのは残念です。現地ロケをしたと思えるシーンは、エベレストの壮大さや雪山と青空のコントラストの美しさ等が感じられて、とてもよかったです。それとは対照的に、セットやVFXと思われるシーンは、明らかにチープに感じてしまいました。この映像の落差があまりに大きく、最後まで気になってしかたなかったです。エベレストを舞台としている以上、その大自然の美しさと脅威がスクリーンから伝わってこないのは致命的だと感じました。
感動の映画ですね
映画の吹き替え版の会見に行き、映画も見た。 悲しい映画ですね。僕が予想していた熱血映画と違って、意外なサプライズでした。 映画のリズムに合わせ、さまざまな要素が混ざり合った、想像もつかない世界最高の雪山での物語。遠く離れていても、なぜか二人の主人公たちの感情を感じることができて不思議です 愛のためなら、世界の果てまで歩いてもいい、ですか? この感情的な映画が大好きです。
チグハグなストーリー
エベレストを舞台としたスケールの大きいアクション大作ですがストーリーがチグハグで面白みに欠ける。標高8848m、氷点下83℃と言われてもピンとこない。もっと身近な設定でも良いように思えたが後半のアクションは楽しめた。 2019-247
すごく金がかかってそうなB級作品
脚本、演出、編集、音楽すべてが超ド級のB級。 最初、昭和の日本映画を見ているのかと思ったくらい。 なぜこんな映画に役所広司が出ているのだろうか? 騙されて出演承諾しちゃったのかな? ギャラが嘘みたく良かったのかな? いずれにせよ、役所広司が出ていなければ、絶対に日本では封切られなかったと思うくらいのチープな作品です。 ただ、舞台がヒマラヤなので金はかかってそう。 逆にヒマラヤを舞台にしてしまったが故に無駄に金がかかってしまい、それ以外の部分がお粗末になってしまったのかもしれない。
楽しみ方があまりわからなかった
この作品の楽しみ方がイマイチわからなかった。
氷山繋がりでいえば先週公開の残された者に比べると、氷山の描写が美しかったり、恐ろしさを感じることもなかった。ところどころCG感が強い描写もある。
ストーリー性も、いわゆる依頼者が黒幕ってのは単純であり格闘シーンもあっけない。そのわりには殆どの登場人物が死ぬ。
あまり韓国や中国の映画、ドラマってのは触れることないのだが、その手を見慣れてる人には楽しめるのかな。
コメディ場面もそんな感じがした。
ジョン・ウー作品の製作者の面目躍如
ジョン・ウー監督作品を製作している米国の中国人プロデューサー、テレンス・チャンと役所広司がタッグを組んだという触れ込みのアクションドラマ。
チベットで山岳救助を行っている民間組織ウィングス。
リーダーは、かつてチベットの鬼の異名をとったジアン(役所広司)。
今回引き受けたの依頼は人命救助ではなく、先ごろエベレスト山頂付近で遭難した飛行機から国家機密書類を持ち帰るというもの。
インドから来たふたりの白人エージェントの依頼であり、彼らも同行するという・・・
といったところから始まる物語で、こういう風にあらすじを書くと、大体のストーリー展開は予想がつくというもの。
とはいえ、ストーリーについて全くの白紙状態だったので、結構愉しめました。
山岳アクションも見ものだけれど、アクションを動かすためにドラマを用意しているあたりは、ハリウッド製ジョン・ウー作品のプロデューサーをしているテレンス・チャンの腕の見せ所。
大半はグリーンバックによるスタジオ撮影だと思うが、要所要所にはめ込んだ雪山の実景が効いている。
俳優陣も、日本、台湾、中国本土、カナダと多国籍なので、最終的に誰が生き残るのかわからないあたりもスリリング。
ま、悪者はやられちゃうのは予想がつくけどね。
観たのは日本語吹替え版だが、役所広司は本人が吹き替えている。
中国語版の予告編では、役所広司が違和感ありありの声で吹き替えられていたので、日本語版の方がいいと思います。
手に汗握るエベレスト登山!役所広司さんかっこ良い!
中国、日本、カナダの合作映画。 エベレストを舞台にした、スペクタクルなアクションにハラハラドキドキ! 役所広司さんが、見事なアクションを見せてくれます! これで63歳というのだからビックリ! そのバイタリティは一体どこから溢れ出てくるのでしょうか⁈ 中国の若者に引けを取らない、物の見事なアクション演技にズンズン引き込まれました。 この映画の魅力は、なんと言っても分かり易さ(笑) 誰が敵で誰が味方なのか? そして、敵の目的は何か? そう言ったあらすじが実に分かりやすくて観やすかったです(^ ^) ただ予想外だったのは、思いのほか「人VS人」の戦いがメインだったこと。 エベレストが舞台なので、てっきり雪崩とか崖崩れなどで天災に巻き込まれる話だとばかりおもっていたけれど、これは人災による被害ばかり…。 なので、結構精神的に追い詰められてしまう部分が多かったです。 役所広司さん演じる、ジャンの人間味あふれる物腰に救われましたが、そうじゃなかったら結構最後まで観ているのが辛くなってしまいそうでした。 なぜなら、予想外な結末だったから…。 アクション映画って最後スカッと終わるものが多いけれど、これは結構意味深で考え深いラストでした…。 アメリカのようなスカッとした終わり方でなかったのは、監督が中国の方だったからかしら? アジア系って、しんみりとした終わり方が多いイメージ。 なので、れはこれでアリって言えばアリかもしれませんが、ちょっと心が辛くなってしまいました。 最後にどうでも良い感想。゚(゚´ω`゚)゚。 キャストの人たちのファッションが結構ダサかった。 自分が言えたモンじゃないけど、90年代を舞台にしているんじゃないかと錯覚するような服や髪型でした。 日本のトレンディドラマのような人たちを見ているかのようで…(笑) 中国って、みんなあんな風な格好なのかしら? まあ、服装はストーリーに関係ないので、私個人的な感想ですが…。 合作映画という割には、壮大な雰囲気はあまり感じなかったけれど、これはこれで単純に面白い映画でした。 最後に一言言うならば、 「ピッケルは正しく使いましょう」 ということぐらいでしょうか? 素敵な作品をありがとうございました(^ ^)
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