「迫力勝負なら、ハリウッドには勝てません。」オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
迫力勝負なら、ハリウッドには勝てません。
エベレストで救難隊として活躍しているチームが、犯罪組織に騙されて機密書類の回収を企図する物語。
役所広司が主要な役どころを担う日中合作映画です。
高山でのアクション映画といえば、クリフハンガーやバーティカル・リミットを思い描きますが、残念ながらそれらハリウッド映画と比較すると、数段迫力が落ちる印象です。
CGやVFXに頼ってしまい、でもそれらのレベルも今一つな為、作品全体の質を落としてしまった印象です。
ストーリーにしても、特にラストは頂けません。感動の押し売りに感じました。
「観て損をした」までは言いませんが、良いところを探すのも難しい・・・そんな映画でした。
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