「小気味良いブロマンス映画」僕たちのラストステージ regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
小気味良いブロマンス映画
ローレル&ハーディとはまたシブい人選の映画だな、と思わずにはいられない。
感想を端的に言えば、トム&ジェリーの「仲良くケンカしな」。
マジケンカをしているのに、周囲からはコントをしている風に見られるという皮肉。
芸そのものは確実にウケるのに、寄る年波には勝てない辛さ。
そんなこんなでしょっちゅう衝突するも、根底には信頼があるというブロマンス映画となっている。
加えて2人の妻も、両極端でありながら夫を想う気持ちはありつつ、それでいてこちらもイイコンビとなっているのが可笑しい。
号泣必至の感動作!とまでは言えないが、小気味が良い作品。
どうせならキートンやロイド、アボット&コステロの伝記映画も観てみたい気もある(チャップリンは既にあるので除外)。
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