「2人のコンビは永遠に不滅!」僕たちのラストステージ ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
2人のコンビは永遠に不滅!
ジョン・C・ライリーさん大好き!
あの、優しくて包容力のある、愛されキャラの彼だからこそ、この役はぴったり!
2人のコンビが見事にハマっていました。
相方のヒョロッとしたスティーヴ・クーガンさんと、クマさんのようなジョンさん。
本物の2人が蘇ったかのような、素晴らしいパフォーマンスに、感動の連続でした。
特に中盤のコントは最高!
息のあった2人は、長年連れ添った夫婦のよう…。
喧嘩もするし、暴言もたくさん吐くけれど、それは本気じゃないって本当はお互いわかり合っている。
語り合わなくても、感じあえる2人って良いですね。
2人のコンビ愛に感動の連続でした。
絶頂期の人気から16年経過して、人気が廃れてしまって、一時は解散の危機に追い込まれた2人。
このままではコンビ解消か?という状況の中、一つのきっかけが再び再結成の糸口に!?
初めは全然人気がなかったけど、2人の圧倒的なパフォーマンスによって、徐々に人気が回復していく様子がとても楽しい!
途中で無理がたたって病気になっても、コントだけはやめないという、その根性がさらに素晴らしい!
お客さんも2人の頑張りに答えてくれるかのように、温かい声援で2人の漫才に大爆笑する姿は、感動して涙が出そうになりました。
これが実話だというのですから、本当に凄い!
コンビの絆って、夫婦の絆とはまた違う、特別な運命の糸で結ばれているんだなと実感しました。
コンビを組むというこは、互いの人生を預けることと一緒。
その重みを感じているからこそ、簡単に解消できないのもコンビの宿命なのでしょう。
相方が亡くなっても、最後までコンビを組むことのないままこの世を去った漫才コンビ。
ローレル&ハーディの2人のコンビは、永遠に不滅なのですね!