「空想の世界の孤独と希望。」マーウェン miharyiさんの映画レビュー(感想・評価)
空想の世界の孤独と希望。
無謀な暴力を受け生死を彷徨ったことから記憶障害と過度のPTSDとなったマークは、ミニチュアのフィギュアを撮影しながら、その空想の世界に自身を重ね合わせ孤独に生きている。
しかしその撮影は緻密で、個展を開くまでに人々を魅了し、少しづつ精神の回復に向かう。
実話である。
監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ/一期一会』のロバート・ゼメキス。
ミニチュアのG.Iジョーやバービー人形たちはモデルとなる人間そっくり、動きもなめらかで美しい。このフィギュアシーン(CGアニメ)だけでも出来が良く見惚れてしまう。
評価が大きく分かれる作品となったようですが、私は好き。
空想の世界の孤独と希望を良く描き出していると思います。
良い作品です。
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