「素晴らしかった」マーウェン 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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模型屋のお姉さんに対する態度がひどくて、あんまりだと思っていて最後ニコルに振られた途端、模型屋に行って露骨すぎる。ニコルに対しても、そっくりな人形にニコルと名付けて自分の人形とイチャイチャしている写真を、ニコル本人に見せるなどあまりに露骨。日本なら警察沙汰なのだが、そんな行為をされていてもニコルは写真店に顔を出すまで付き合ってあげて、本当に心が広い。病人だからしかたがないと思ったのだろうか。
実際、もしあの人形たちに本当に人格があったら新参者のニコルと主人公がいちゃつきだしたら前からいた女たちが怒るだろう。女の集団を甘く見すぎている。しかもニコルには個室、前からの女は相部屋で小さいベッドで、扱いも露骨。
でもそんな露骨さも踏まえて、夢の世界がとても面白い。戦闘シーンが人形なのにスリルがあって、いちいちエキサイティングだ。
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