劇場公開日 2020年1月31日

  • 予告編を見る

「ヨーロッパ」母との約束、250通の手紙 talismanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ヨーロッパ

2020年2月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

今の観点で見たら、マザコン息子と妄想ママの話とされても仕方ないかもしれない。でも、あの時代のヨーロッパで、ユダヤ人で、シングルマザーで、貧しく、差別される世界で、とにかく誇りを持って、母と息子の二人が強く生き抜いていくためには、あれだけの逞しさと教育熱と信念がなければダメだったと思う。
今のヨーロッパだって、言葉を聞けば、衣服を見れば、髪型を見れば、趣味や好きなスポーツを聞けば、階級も住む場所も教養レベルも全てわかってしまう。

子ども時代のロマン、とても可愛く魅力的だった。ピエール・ニネ目当てで見た映画なので、どんな風に彼が登場するのかワクワクした。ユゴー(?)の肖像画に反射して映る形でニネのロマンが登場する所は素敵過ぎて卒倒しそうだった。そして、ロマンの小説が初めて新聞に掲載されてのお祝いに、ママとロマンがダンスする場面も美しすぎて、また卒倒しそうだった。

ママのゲーンズブール、素晴らしい。

talisman
talismanさんのコメント
2020年2月3日

あと、「ゲーンズブール」ですね。失礼しました。

talisman
talismanさんのコメント
2020年2月3日

NOBUさん、コメントありがとうございます。本当に素敵な場面ですね。

talisman
NOBUさんのコメント
2020年2月3日

今晩は。

 レビュー拝読しました。

 ”ママのゲーンズブール、素晴らしい”
 ”ママとロマンがダンスするシーン・・”

 全く、同感です・・。

NOBU