「予想以上に重たい内容。しかし、これがフランス映画」母との約束、250通の手紙 ナベウーロンティーさんの映画レビュー(感想・評価)
予想以上に重たい内容。しかし、これがフランス映画
予告編を観て気になって観にいったが、想像以上に重たい映画。胸が痛むし、辛い内容だった。しかし、息子ロマンの成功を願う母の思いに応えたいが、重圧に耐えられないプレッシャーがスクリーンから伝わった。回想録風の映画だが、もう少しストーリー構成が分かりやすい内容にしてほしかった。この点でマイナス。しかし、第2次世界大戦下の空軍に入隊したロマンを例にした戦争のリアル感、ロマンと女性のラブシーンの激しさ、ストーリーに合う物悲しい映画音楽はこれぞフランス映画なのかなと感じただけでも良かった。アカデミー賞で1917命をかけた伝令が候補になっているが、予告編を見る限りテーマが伝わるのは本作品。フランス映画の匂いを感じただけでも2点だが不合格。
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