「洋裁屋の息子」母との約束、250通の手紙 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
洋裁屋の息子
息子は将来作家になって大成する!と叫び続けるユダヤ系ポーランド移民のシングルマザーと、期待に応えようとする息子の話。
主人公が少年の頃から話が始まり青年になり、帰化して戦地に赴いて…と展開していくなかで、手紙のやり取りをみせていく。
親子ともども、苦悩しながらも何がなんでも我武者羅に真っ直ぐに生き抜いて突き進む姿は熱を感じたけれど、悪く言えば親バカまっしぐらな母親と、同じく言えば盲目的マザコンの主人公というところがついて回って、ロマン・ギャリーに思い入れもないし、残念ながらイマイチ響かなかった。
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