「史実として見るなら」母との約束、250通の手紙 KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
史実として見るなら
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なかなか母と子の愛情が強くて驚いた。一つの史実として見てる分には面白かったが、現代に置き換えて考えてしまうと少し覚めてしまう部分も否めない。
ユダヤ人として差別を受けてきた母親だからこそロマンには厳しく接し育てた。現代社会に置き換えると行きすぎた愛や教育にも思える部分もあるが、ロマンが母を愛し続け、母の死を誰よりも苦しみ、何年も引きずるほどの関係だったのなら良かったのであろう。
良くも悪くも時代の差を感じる作品ではある。
感情移入せずに客観的に作品を見る分には時代やロマンという人物を感じ楽しめることができるのではないか。
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