英雄は嘘がお好きのレビュー・感想・評価
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嫌味なく楽に笑える。
悪気のないすっとぼけたコメディ。 メラニー・ロランの無表情に近い顔が特に可笑しい。 美人はどんな表情でも美人のままなんだけど、笑るんだな、これが。
先が読めちゃったので。
つまらなかったわけではないけど。 一つ話が進むと、「この先はこうなるな」っていうのが読めちゃったのがなあ。 面白みにかける。 コメディといえばそうだけど、うーん。って感じでした。
機内で見るのに、ちょーどいい
機内で見ました。 そんなすごい裏切りもないし、伏線回収も多くないので、機内で見るのにちょーどいいです。 嘘つきがどう立ち回るかを、面白おかしく、少しハラハラしながら見る映画です。 クスっとするようなコメディも満載です。
オシャレなコメディ
正月休みに映画を見たい、でも話題作とか超大作は避けたいなーとこの映画をチョイス。下品すぎずくすっと笑えました。古いフランスの衣装やお城とか、目の保養にも。主人公二人のやりとりがたまらなく面白い映画でした。
メラニー・ロランの3つのほくろがセクシー♪
二人姉妹で先に妹が結婚するのはありがち。しかし、戦地へ赴いたヌヴィル大尉がポリーヌに手紙を送ってこないことにやきもきしたエリザベットは、大尉に成りすましで手紙を書く。返事が戦地へと届いてしまったらまずいので、さっさと回収作業に入る。英雄となって戦死したことにしてしまえば妹も納得するだろうと苦肉の策に打って出るのだった。そして別の人と結婚し子供もできたポリーヌ。彼女たちの運命やいかに!? そしてこっそり戻ってきたヌヴィル大尉。彼は敵前逃亡したために、軍に見つかったら、軍法会議にかけられ処刑されてしまう・・・。成りすましパートと卑怯者パートで二重のコメディになっているのですが、戦争に対する信念があるのかと思えば、ただ女遊びをしたかっただけ。ポリーヌへの求婚は何だったんだ?と、ちょっと残念な性格の大尉。彼に対してはまったく感情移入もできないのですが、冷めた目で成り行きを見ているエリザベットが最高でした。 かなりイケメンでごつい体もしているのに、いざとなったら臆病者。ポリーヌの夫との決闘なんてのも最高潮だったし、ラストが「あ、やっぱり」と爆笑できるプロットなのです。もちろんエリザベット演ずるメラニー・ロランが魅力的で、なぜ妹の方が先に結婚?などと、エリザベット推しで観たために納得できなかった・・・こうなりゃ姉妹の物語「アナ雪」でもうちょっと検証してみなきゃ・・・もちろんエルサ推しです。
期待しすぎて
大好きなフランス映画でレビューも良かったのですごく期待したんですが、主役のエリザベスとヌヴィル大尉とのやりとりや感情や関係性の変化、話の経緯等々、なかなか共感も出来ずに終わり残念ながら消化不良な感じです。ウイットに富んだ会話や面白い展開など楽しい映画ではありますが、、。
何も考えず面白かった
フランス映画はクセがあるので悩みましたが、観たらベタベタな動作などが面白くてとても良かった。 先も読めてしまう内容ですが、そこは受け入れて観てるたので、楽しめました。 しかし、最後の逃げはワザとか本気か。
おもしろかった( ᷇ᵕ ᷆ )
予告で何となく内容が想像出来てたので そんなに期待して無かったのですが、、、 常に小ボケがあってとても楽しめました! なんか憎めない大尉さん 最後はエリザベットと一緒にわたしも 思わず爆笑してしまいましたꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*) ドレスが凄く可愛いくて、お屋敷も家具も綺麗だし 見てるだけでも癒されました♪ 皆が引いてしまう程の妹の手紙って・・・(灬º 艸º灬)
本当の英雄
戦争にいったまま手紙一通よこさない妹の婚約者になり代わり姉が手紙を書くも盛り上がり過ぎて名誉の戦死をラストにしたら本人が帰ってきちゃったって話 すっごいバカ映画だった ずっとニヤニヤしっぱなし 嘘つきコメディの王道というか『やっぱりな。予想通り』の展開なのにラストは涙ぐみ拳を握りしめながら見入ってしまった 名誉のためとか世の中のためとかじゃなく大切な誰かのためならヒトは英雄になるのかも…そう思うとちょっとグッときましたが基本的にはニヤニヤしっぱなしの映画です
〝嘘から出た誠〟ってまさにこの映画のことだと思います。
この女優さんが出てれば、必ず観る。 メラニー・ロランさんは私にとってそういう方なので、それだけで基礎点4.0です。 少し半開き気味なのに決して下品に堕ちることなく優雅さ漂う口もと。少し見上げる感じの強さと脆さが矛盾なく混ざり合った眼差し。 『オーケストラ』の時よりも出演時間が多かったし、大満足です。 ナポレオン戦争……それまでの戦争は、王様がプロの傭兵を使うというスタイルだったのが、徴兵された市民によって構成される国民軍が構成された、というような大きな変化をもたらし、国民国家という概念もこの頃に生まれた。 曖昧な記憶なので全然違っているかもしれません。ただ、ナポレオンが時代に大きな転換をもたらしたのは事実だし、メラニー・ロランが独身でいることを選択してるのもそういった時代背景と関係があるのかないのか。 そんな時代の空気みたいなことが描かれていたのかどうか、浅学な私には見当もつかなかったのですが、コサック兵(腰を落とした姿勢のまま、脚を伸ばしたりお尻の下に戻したりするコサックダンスが有名ですね。日露戦争にもコサック騎兵が出てきて『坂の上の雲』で秋山好古さんと戦ってたと思います)が出てきたので、ナポレオンが最後の方で、ロシアと戦って負けたことまで思い出しました。 ていうか、コサック兵、つまり、ロシアがフランス領内にまで侵攻⁈ ホントかな?ま、映画ですからいいんですけど。 そんなこんなはさておき、映画自体はフランスのエスプリが効いた(という月並みな言い方で恐縮ですが)とても楽しめる作品でした。基礎点無くても同じ点数です。
【”フランス人はエスプリの効いた嘘がお好き!”】
ー このような作品をご都合主義とか、言ってはいけないと思う。ー ・エリザベスとヌヴィル大尉のやり取りにクスリと笑い、大尉の最後の行動に少し涙し、最後は気持ちよく騙される。 ・フランスの小粋なコメディの小品。 <ジャン・デュジャルダンとメラニ-・ロランが実に楽しげに演じる姿も微笑ましい作品である。>
笑劇でした
最初から最後まで小笑いが止まらず・・ しかめっ面で表情が変わらなかったエリザベットが「嘘も恋もお好きで得意な英雄」に 心引かれマドモアゼルな笑顔になっていく姿が何とも微笑ましかったです 場面、場面にぴったり合う大袈裟過ぎない音楽も実に心地良かった🎵 肩の力を抜いて楽しめるライトな大人のフレンチコメディでした!
予想以上のフランスラブコメの面白さに脱帽
フランス映画のイメージは恋愛、タクシーシリーズのようなアクションが多い印象、イメージがありフランス版歴史ラブコメは初めて観たが予想以上に面白かった。19世紀のフランスででっちあげた武勇伝と戦死の知らせでヌヴィルは街の英雄になるが、三年後、状況を知らないまま本人が突然還ってくる。良家の子女エリザベットは妹の恋人ヌヴィルと結婚させたくないために嘘の手紙を送る。この後も嘘の武勇伝を語るヌヴィルと彼の嘘を見抜いている エリザベットのコント、漫才かと思わせるぐらいのやり取りが面白かった。エンディングのオチもヌヴィルらしく思わず苦笑してしまうぐらい楽しいラブコメ。フランス映画のラブコメもなかなか。夫婦関係や恋愛関係にストレスを感じているフランス映画ファンの女性の方にお薦めします。ただし、夫や彼氏は外して1人で鑑賞した方が胸がスカッとすると思います。
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