「ジャン・デュジャルダンとメラニー・ロランの魅力全開」英雄は嘘がお好き カメレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャン・デュジャルダンとメラニー・ロランの魅力全開
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舞台は1800年代のフランス。ナポレオンの頃。
口が上手くて調子が良い、腑抜けだけれど人を惹きつける大尉を演じるのはジャン・デュジャルダン。
ちょっと気が強い、自立した女性のメラニー・ロラン。
ポリーヌに求婚した直後に戦争に行ってしまった大尉。
エリザベスの懸念通り、戦争に行ったまま手紙も寄越さない。エリザベスは傷心のあまり病気になってしまった妹のため、偽りの彼の手紙を書き、最後には死んだことにする。
その後妹は別の男性と結婚し、子供もいる中で戻ってきた大尉。
街に戻ってきた時のその様子は誰だかわからないくらいに小汚い。
エリザベスが何とか大尉を街から出そうと画策する様子がコミカルに描かれる。
2人が結婚式で踊るシーン。メラニー・ロランが大尉を見つめる目が良かった。
結末も良かった。臆病者なのは変わらない、そんな大尉をなんだかんだで好きなのだろう。
それにしても、奔放な妹に振り回されるというのは結構多い気がする。
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