「怖くもないし、面白くもない。」犬鳴村 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)
怖くもないし、面白くもない。
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終始、怖くないし面白くない。
ドラマ演技としてのクオリティは悪いものではないのだけど、何かが足りない感が序盤からずっとある。
公衆電話で水没するみたいな演出は怖さを与えるかもしれないが、殺される側が単に犬鳴きトンネルの前まで来ただけ、って言う理由?なので、理不尽極まりない。
他の人物も別に全員死んでるわけではないし。
後半から終盤にかけては、もはや展開がぐちゃぐちゃで、何が目的なのかさっぱりわからない展開になる。
ひいおじいちゃんも、幽霊なのか人間なのか、過去なのか今なのか。見てる側は、終始、疑問符だらけでしょうね。
とはいえ、恐いか面白ければ良いのだけど、全く怖くも面白くもない。
どんだけキモい動きをしても全く怖くないのは、なぜなんだろう。結局、さっきまで人間だったし、それが襲う理由もよくわからんので、意味不明としか思えなかったよね。
最後の水死体のシーンは、完全に稲川淳二のサーファーの死のオマージュですよね。
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