「「シン・犬神家の一族」とでもいうべき昭和的怪奇映画」犬鳴村 りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
「シン・犬神家の一族」とでもいうべき昭和的怪奇映画
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臨床心理士・森田奏(三吉彩花)、彼女の診療を受けている幼い男児には、何か別のものが見えているらしい。
だが、彼女にもその別のものが見える・・・
そんなある日、彼女の兄が恋人と心霊スポットの犬鳴トンネルを深夜に訪れたあと、奇妙な死を遂げてしまう。
犬鳴トンネル、そして、犬鳴村。
そこには、曰く因縁があった・・・
といったところからはじまる物語で、さすがは東映の和製ホラー、『犬神の悪霊(たたり)』を彷彿とさせるぶっ飛び映画で、どうコメントすればいいのかがわからない。
近年稀な人権無視な悪行が描かれ、さらには異形の血の宿命が描かれる、「シン・犬神家の一族」とでもいうべき、ふた昔前の昭和の怪奇物語。
さらに、タイムパラドックスが絡んで、何でもありのごった煮映画。
これは東映でしか作れない類の映画ですね。
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