「細かなところの脚本がヒドい」犬鳴村 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
細かなところの脚本がヒドい
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アイデアいいと思うの。
ダムに沈んだ犬鳴村の人たちにいわば「末代まで祟ってやる」と言われた家系に主人公がいて、しかも母親は犬鳴村出身っていう。
時空を歪めて、お母さんを犬鳴村から救ったのは、実は、主人公でした!っていうSF設定も面白くて納得。
恐いシーンも画角やカメラアングルうまくて、しっかり恐いんだよね。
でも観てると単なるシュール展開にみえて寧ろ笑っちゃう。脚本の詰めが良くないと思う。
なんか色々考えて改稿してるうちに、ちょっとおかしいなって部分も出てきたんだけど、時間もないしまあいいかって踏み切った感じがするのね。
お兄ちゃんの友達がやられてくのは「なんで?」と思うしね。ホントなんでやられるんだろ、あれ。
そういう細かな点のおかしさは、見逃す度量を持てば、結構面白い作品だと思うよ。
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