「意外と笑えた」決算!忠臣蔵 zem_movie_reviewさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と笑えた
逆に吉本興業が制作に関わっていて笑えなかったらどうしようということでもありますが、きちんとツボを押さえた笑いと不意をつくところとあって面白かったです。あえて、討ち入りを表現しなかったことも徹底されていて(あくまでシミュレーションとしての表現)、そこも評価してもいいと思います。
討ち入り至る出納の状況も適宜適切に表されてそこも良かったです。(ただ、当時の貨幣と円換算の併記ならもっと良かった)
この映画の主眼は、討ち入りに纏わる支出であって、忠臣蔵のメインストーリーが、完全にサイドストーリー化し過ぎてしまい、途中、話(時空、時と場所)が飛ぶところが残念でした。
まあ、武家というのは豊臣政権下で顕在化した武断派と文治派の争いは不可避なもんなんですね。
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