劇場公開日 2019年11月22日

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「キャスティングが100点。」決算!忠臣蔵 茉恭(まゆき)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0キャスティングが100点。

2020年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

小学生にも解る忠臣蔵の経済事情を、
分かり易く表現した発想がとにかく面白かった。
キャスティングもこれまでにない抜擢で、
ああ、確かにこっちの方がリアリティだわと思ったり。

女性陣も、声が劣化しない竹内結子が、
とにかく可愛いことを言う。
前作の時代劇に続き、
石原さとみが若すぎる内匠頭の妻を演じる。
まあ、この辺は花と思えば目をつむれる。

教材的な要素が多く、
比較対象ではないかもしれないけれど、
引越し大名や超高速参勤交代から伺える、
ウイットに飛んだシュールさや、今どきを盛り込んだ作者の遊び心が見えにくかったのが残念。
それならもっと予算上げて格差付ければ良かったのにと勝手に思う。

とにかくキャスティングが100点。
それだけ。

茉恭(まゆき)