「W主演とは」決算!忠臣蔵 アニメ映画が主戦場さんの映画レビュー(感想・評価)
W主演とは
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片方が中盤頃に退場するし、魅せ場も特に無い。
キャラクタとしては好きな部類だし、演技にも特に文句は無い。
ただ、主演とするならもう少し大石との仲を掘り下げる描写や、死後に与えた影響みたいなものを組み込むべきだと思うのだが…。
作品としては全体的に単調で、時代劇としてもコメディとしても中途半端。上映時間も長すぎる。
算盤担当以外が徹底的に無能に描かれており、全く成長もしない。登場人物の八割超が怒濤のクズで終始イライラする。
金勘定を軸に忠臣蔵を描くと言うコンセプトは良いのだが、活かし切れていない。終盤に登場する財源表示を最初からやれば、もう少しはマシになったのでは?
比較として『引っ越し大名』や『武士の家計簿』などを観ていると評価が凄まじく下がる。
よしもとお遊戯会という揶揄もあるが、頑張っている人も居るし、大声を張り上げるだけのお遊戯会の人もいる。玉石混淆だが、押し並べて評するにやや低質。
好きな芸人なら微笑ましいが、嫌いな芸人なら台無しにする毒に映るだろう。
総評として、映画館で観るほどではないが地上波放送は怪しいし、レンタルで観る事は無いだろう。
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