天気の子のレビュー・感想・評価
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新海監督の新しい方向性
前作を見て同じノリで映画館へ行った方は肩透かしだろうと思います。
ほしのこえや大成建設のTVCFが好きで、ずっと新海監督を注目していた僕としては、君の声を卒業した後、どこへ向かってゆくのか興味のある一作でした。
そっちの方向って確かめられたので良かったです。
ここはUnity使ったのかな?とか、まじで3Dで全部モデリングしてるよっとか、モーションキャプチャーってTOHOのアレ使ったのかな?とか、技術的な興味はつきませんが、今まで培った技術と新たにチャレンジしたシステムと、色々表現手段が増えたようなので、さらなる進化に期待したいです。
内容は良かったが…
非常に楽しく見れたのだが、
前回の君の名はでも思っていたのだが、
劇中の挿入歌の自己主張が強すぎる。
今回はさらに悪化していてRADの曲を聴くために映画館に金払って来てる訳じゃねぇんだぞってキれそうになるくらい何回も後ろでボーカルソングが流れてた。
大事な場面に流すのは効果的だがやりすぎるとここまで不快になるんだなと改めて思った。
ここで盛り上げますんで、はい!盛り上げてますから盛り上がってください!っていう恩着せがましいというかなんというか
高校生ながら、若者や後輩のパワーを感じた
天気の子☔️ 初日舞台挨拶に当選して観てきました。新海誠とキャストさんを生でみれた!!
そして今日も2日連続の2回目をIMAXで美しすぎる映像と音響を堪能してきた
ネタバレになるからあまり内容には触れないけど、とにかくメインキャラクターの男の子 帆高のモノローグが最高で 直接的に語られてない部分も含めてすごく共感できるキャラクターだった。求めてるもの、原動力がわたしと似てるなー、と。帆高が読んでた The Catcher in the Rye読んでから3回目観に行くことにしよう。
映像は、君の名は。と同じぐらい美しく、緻密にリアルに描かれてた。
雨と人ごみの中 普段だったら鬱陶しさしかない新宿・歌舞伎町・渋谷の街並みを、絶妙な色使いで素敵に描写していた。霞んだネオン看板や雨に跳ねる雫の見事な美しさ... 路地裏に捨てられた吸殻の汚ささえ美に変えてしまう、さすが新海マジック。 あー、そういうフィルターがかかる眼鏡でも欲しいな。
都会が舞台だから、目に入ってくる情報量が多くて必至に記憶しようと思ったけど残念ながら 自分のペースで逆再生できない。だから、ツイートや貼り紙やニュースや...もっと詳細まで解像度上げて観て 新海誠さんの細部までの凝り方を理解したいって思っちゃう。そんな映画だからリピートしまくり間違いなし笑
音響はとにかくIMAX最高すぎる...
立体音響(?)素晴らしかった。色んな感情が混ざり合ったような不思議な効果音や、クライマックスでのRADWIMPSの曲の入り方 もちろんその歌詞も最高にマッチしていて 音の表現力の幅ってこんなに大きいんだって感動した。
2回目に観る 天気の子はキャラクターの小さな表情の変化や心の内がみえてきて、より詳細まで もっともっとこの作品に詰まったものを汲み取りたいと なんども観る欲を掻き立てられるものだった。
異常さ、そして狂った世界さえも美しく描写してしまうこの作品は まさに次世代の 新しい芸術なのかな、
私たちはどんな選択をしてどう生きていくのだろうか。
清々しいほど自分勝手な主人公
監督が雑誌のインタビューで、君の名は見て怒った人たちがもっと怒るような作品にしたい。遠慮とか慎重さとか、調和を一切気にせず自分の命や気持ちを使い切る少年少女を描きたいと答えてたけど、言葉通りの作品になったなと。
この映画のテーマのひとつとして、反抗する子供と、それを抑圧する大人の対立みたいなのがあると思う。
誰しも子供の頃は夢を持っていて、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとはっきり自分の気持ちを言う。例えそれが原因で軋轢や対立することになっても。
でもそれが大人になるにつれて、言わなくなる。たぶんそれが現代社会において求められる正しい大人の姿。
けっして間違っちゃいない。子供じゃないんだから、社会のルールを守ることも、人間関係をみだりに乱すような言動をすることも。
でもこの作品の主人公の家出少年。大人の対応とか生き方みたいなのを徐々に学びだす年頃の16歳の少年は、大切な誰かのために社会のルールとか常識とか、大人に対して全身全霊で抵抗してみせる。
たぶんこの作品を見た"大人"たちにとっては、とても理解できないような行動を主人公がしているように感じる人も多いと思う。もはや、やってることは犯罪だしね(笑)
別に大切な誰かのためなら何してもいいとかそういうことじゃなくて、大人たちが定めた"正しい"社会の常識とかルールとかすっ飛ばしてでも、誰かのために、何か成し遂げるために自分の命と気持ちが空になるくらいに使える。
そういう自分勝手な人間の生き方みたいなのを、新海監督自身が見たかったし描きたかったんだと思う。
インターネットで簡単に良い情報も悪い情報を得られるようになったからなのか、少子高齢化やら年金問題、貧困層の増大や国際情勢の悪化で希望溢れる未来みたいなのがなかなか見い出せない世の中のせいなのか、ここ最近大人にも余裕がなくなってきてると思う。
この天気の子で描かれる雨が降り続ける光が差さない東京は、まるで今の日本の社会を反映しているようにも感じられた。
しかしそれでも、大丈夫なんだと。この狂った不自由な世界でも、僕たちは自由で生きて新たな可能性を選択していくことができるんだと。
エンターテインメントのド直球のようでありながら、この作品は新海誠監督の人間賛歌の物語なのだと思う。
いろいろ賛否両論あるだろうし、明らかに若者向けの作品だとも思う。
毎日"大人"として生きている自分も含めて大多数の人にとっては納得できないことや、不満もたくさん出てくる作品なのかもしれない。
ただそれでも自分はこの作品にわずかながらも、希望みたいなのを見いだすことができた。
見て損はしないなんて軽々しく言えないけど、ちょっとでも気になるのなら劇場に足を運んでみては?
ただ犯罪行為を助長する描写や反社会的な行動をするような作品が嫌いで明らかにその類の娯楽作品見るのには、向いてない人は見ないほうがいいかもね。
新海監督の待望の最新作! 歌との相性はやっぱり素晴らしい
新海さんの最新作ってことですごく期待されてた作品でしたが、いい意味で期待を裏切られました!
映像と音楽の相性は前作以上に合っていて、ただただ感動してました!このまま、RADWIMPSと新海監督のコラボがずっと続いたらいいのにって思わず映画を観ながら思っちゃいました
音楽と映像
君の名は
で、新海誠を知り、
君の名は
で、圧倒され、
そんな監督がまた新しい映画を公開するということで、問答無用で観に行った。
内容については多くは言えないが、
鑑賞前にツイッターで、誰かが、
「この映画はRADWIMPSの長時間MVだ」と、
どういう意図かはわからないもののツイートしていた。
先入観とは厄介なもので、一度インプットされてしまえば、切っても切り離せなくなってしまう。
たしかにこの映画は君の名は同様に、RADWIMPSを主とした音楽を用いながらストーリーを展開している。(計5曲)
ただ、私はそのRADWIMPSの曲が流れるたびに、体全身に鳥肌を立てていた。
RADWIMPSの長時間MVと揶揄?されているかもしれないが、やはり、映画というのは、映像と音楽が最大限マッチした時にまた新たな世界を魅せてくれることを感じれる刺激的な作品だった。
今期では一番面白い映画
新海監督の高品質な作画はとても世界観に入りやすい。君の名はよりもテンポも良く、最後でどうなるのかなって感じで見られた。
こんなに楽しく見られる映画久しぶりなので、ぜひ一度は見て欲しい作品だと思います。
森七菜ちゃん!
君の名は。大ヒットから3年
早速観てきました。
映像は終始綺麗で特に空が晴れるシーンは
感動しました
ストーリーもテンポがよく、さくさく進み
話の内容も君の名は。よりわかりやすかったです。
また主人公帆高が東京に来るシーンでは
都会の裏側、人間社会の闇の様な場面もあり、
それもまたリアルで引き込まれました(゜_゜)
醍醐君、森七菜ちゃんの声も好きになりました
これからの活動に期待大です
RADWIMPSの音楽も良く、お気に入りは
グランドエスケープです(*´∀`)
三浦さんの声も美しく、最高でした。
この夏に観るべき映画です
It's worth going to the cinema!
A movie filled with the feelings of Makoto Shinkai.
I felt that it was very expressive and that it was a very emotional film.
The music and video of RADWIMPS are very synchronized, and the goose bumps have come up!
We recommend that you watch it in the cinema.
I also hope that this film will be screened around the world and will be appreciated!!
好感度高め
カット割りやモノローグの微妙さ全体的な雑さなどなど、気になる部分はたくさんありましたが、そんなもの全てクライマックスの音楽と映像で見事にごまかされてしまいました!
なぜか映画に対する好感度は高いので、どんなにきになる部分が多くても低評価はつけたくない!
『愛にできることはまだあるかい』の答えが極めて利己的過ぎる
新海誠監督という人は異次元と現実を結びつける空想を描く人という印象。異例の長梅雨の今夏を予想したようなテーマ、そしてアニメ界の悲劇の次の日に奇しくも巨匠として強いメッセージを発信することとなった公開日になにか不思議な力を持った人なんだろうと。その背景から作品は期待してたものの『愛にできることはまだあるかい』の答えが極めて利己的過ぎることには共感できず。見所は絵の美しさが『君の名は』をさらに超えるというところだけかな。
わたしは良いと思います。
私は天邪鬼なため前作「君の名は。」を公開中には見ず、DVD化されて暫くして見ました。
それが新海監督の作品を初めて見たわけですが、
見知った景色がそれは美しく映し出されていて
又知らない景色に胸惹かれ、それはそれは大きなスクリーンで見なかった事を後悔しました。
そのため今回は映画館へ見に行ったのですが、う〜ん。
ストーリーは前作の方が好きですね。
丁寧な作りな感じがして。
愛情が注がれているのが分かりました。
今作はもう少し上映時間と公開迄の時間を長くしてでも
あと少しだけ丁寧に、そして繊細に作ってくれた方が嬉しかったです。
私は主人公の年齢からもう約2倍の年齢になってしまったわけですが、その頃は少しの事に左右されて
特別に感じる場所や時間、好きな歌やモノコトなど
今よりも沢山何かを求めて自分のものにしたいと、
日々胸に小さなときめきを持っていました。
その頃のときめきを今全て思い出すことは難しいですが、でも確実に今の私を形成しているのだと思います。
そんな大切な年頃のお話なんです。
何がきっかけで、何を思ったのか、もう少しだけその背景や心情表現を目に見せて欲しかったな〜と思います。
とはいえ!
ヒナちゃんとホダカくん、2人の淡くて可愛くて少し熱い、羨ましいようなラブストーリーは好きです。
ヒナちゃんが羨ましいな〜。笑
ホダカくん、その若さにして破天荒・ありえねーとかなんだとかありますが、
その若さにして1人の子を愛する気持ちにお姉さん惚れちまった・・・
現実じゃないからいいんです!!!笑
私は現実を求めて映画を観に行くわけではないので。
声優陣も、私は良かったと思います。
新海監督の作品はアニメというよりは、もう少し人間に近い感じがするので声優さんではなく俳優さんでもいいんじゃないかな。
しがないOLがなんとなく評価つけただけですが、総評3.5。
なんだかエンドロールで思い返していたらほろっと泣いてしまったので(少し心があたたかくて、自己的な感情で)プラス0.5しました。
長文失礼。
天気の子!を見にいくという気持ち大事
新海誠監督の作品は全部見てます。
とにかく映像が群を抜いてる。
その点踏まえて、「天気の子」の評価ですが
うん、おもしろいです。
普通に良かった。
中盤からの追い上げが良かった。
ただ、注意点は君の名は!を求めて見にいくとガッカリするということです。泣きたいだけなら面白くないかもね。
radwimpsも今回はいい曲だけども、前作と比べてしまう人は残念かもしれませんね。でも、前回と違い女性の声にしたのは流石。
アニメ映画としては映像美、音楽共に良く出来てます。ストーリーはきになるとこあるけど、アニメ映画は突っ込んじゃダメ!
純愛って結局自分勝手なものだよねって、若いってそうだったなって思わず思った作品でした。
第2の君の名は。と期待はしていくと楽しめない。
今作は賛否が分かれる作品だとおもいます。劇中歌や画風といったところはさすが新海監督だと言ったところです。物語については君の名は。を想像して見ると理解するのが難しい作品だとおもいます。物語の構成も全く異なる物ですしテンポや何処に焦点を当てるかといった物もちがいます。
自分は今作は君の名は。とはまた違った視点から見ていたので純粋に楽しむことができました。また今作も音楽と物語が連動していてとても良い映画だと感じました。
君の名は。は理想を追い天気の子は現実を追った感じではないでしょうか?
作品内容とはまた別の問題です
まずは凄く面白かったです!!個人的に新海作品で一番好きです!!!
ただ、これはこの作品だけに言えることじゃないんですが、伝えたいテーマ=最終的な結論は誰にでも共感できる物なんです。ですが、そこにたどり着くまでの過程が劇中内でしか通用しない理屈で、それは現実の世界ではいっさい役に立たない物だと思うんです。
極論ではありますが、そうなるとお客さんにとって役に立たない物を提供する事になってしまうのではないか。と言うのは気になりました。
あとは背景は描き込み過ぎなんじゃないかと相変わらず思いました。人物と背景との差がエラい事になってます。
どうでもいい
期待が大きかったからだと思いますが、結論的には「どうでもいい」部類の時間を消費するだけの映画だったと思います。
映像に関しては、斬新な部分もいくつかあり(ネタバレになるので書きません)若干雑に感じる部分を補っていた感じがします。
君の名はとのつながり部分はさりげないなら品があったのですが「モロ出し」気味でやりすぎ品が無いように感じました。
ストーリーと題名が合ってないですが、要は単純な恋愛映画ですので細かいことはどうでもいいのかもしれません。
実際ちょっと泣けました。
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