天気の子のレビュー・感想・評価
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思春期の少年って大変。
感想
『君の名は。』は当時2回見に行った程好きな作品です。ですが内容は一般向け作品でそれまでの深海ワールドは薄めだったように感じていました。
しかし、今作は深海ワールドが少し帰ってきたというような作品でした。深海作品は比較的地に着いたストーリーを上品に描く。そこに恋愛要素を加えるといったイメージでしたが、今作はそこに近づいていたように感じました。
特にクライマックスからラストまでの展開は今までのアニメ映画にはなかったんじゃないかというような意外な展開になっていて楽しめた。
パンフレットの監督のインタビューに書いてあった『世界自体が狂ってきている』というテーマを見事に見せてくれています。
ただ、この作品は狂っているので一般受けはしにくいようにも感じました。
もう一つ、この作品は粗が多いように感じもしました。
また、主人公の行動はかなり破天荒に見えますが、あれが究極に追い詰められた姿だと考えれば主人公の感情を理解できます。
総評
私は『君の名は。』の方が見やすくて好きでした。
ps. 余韻に浸れて、考えることが多いのでもう一度見たくなる中毒性を意外に秘めていると思います。
雨粒1つにまで拘りを感じる…
映像と音楽はこだわっている…
色々な宣伝でも見かけ、君の名は、の流れで一応で見てみましたが。
最近この手のアニメ映画が増えたせいか、映像は確かに綺麗だし音楽の使い方も凝っているが、う~ん、特筆すべきストーリーでも無いし、それくらいかなという感じ。
人生経験少ない夢見る若い子にはこういうのがいいのでしょうかね。
夏休みで映画の掻き入れ時?のはずなのに、大作と呼べる映画のない今。これでヒットさせられる上手いタイミングの公開かな。
なんだかテレビやCM各種の宣伝から、宣伝予算が掛かったせいか、どこの映画館も音響の良いメインスクリーンは一日中これのみ…。
映画館の上映もゴリ押し感が凄い…。
もうちょっと他の映画も良いスクリーンで見せて欲しいんだけどな…。
「君の名は」には、敵わないが良作
"かけがえのないものが失われていかない"映画
ラスト…
何が「十分」…なのだろうか!?(笑)
ちっぽけなこだわりに、子どもも大人も振り回されてた…という印象しか持てなかった(笑)
*"100%の晴れ女"とか、面白いキャラクター設定で、とても良いストーリーだったとは思うんですが…
…"だから、どうした"という感想しか持てなかった(笑)
これを題材にして、もっといい映画が作れる人が、他にいるんではと思わされた…なんかもったいない(笑)
*主題歌や挿入歌の使い方が、やや扇情的なのが気になった…"泣かせよう、泣かせよう"という演出が、結局は、観ている側を白けさせていたと思う。
主人公の2人が空から落ちていく演出なんて、正にそんな感じでした…(笑)
結局のところ、視覚的・聴覚的な効果だけでは、人の心は動かせん…という見本のような作品でした…。
*ただ背景などの画は美しかったと思います(笑)
個人的には君の名は。より好き
ばーにら♬ばにら♬高収入〜♬の車登場に笑ってしまったw←実際にこの宣伝車通ってるから。アニメとはいえ全てがリアルで感心しました。
映像が綺麗です。
話も分かりやすいですがやはり少し大人向きなのかな?ちびっ子には分かりにくい心の闇、ストーリー展開があるように思う。
エンドロールで四葉って書いててあれ、と思ったけどどこに出てたのか分からなかった(笑)
君の名は。はあまり好みではなかったので期待せずに観ましたが、良かったです。
中年から観ると、世界観が変わったなと。
まっすぐな若さ
全体的におもしろく観ることができた。
「君の名は」ほど、ぐいぐいと引き込まれる感はなかったけれど。
「君の名は」と同様に、なぜか、自分でも本当になぜだかわからないのだけれど、最後の方で涙がこぼれた。
なんで、わたし、ここで泣いてる?って感覚、前回と同じ、不思議だった。
きっと、もう、すっかり大人になってしまったわたしからは、とても遠くなってしまった若さゆえのまっすぐな気持ち、それが懐かしく、そしてせつなく、いろんな想いが入り混じって、涙がこぼれたに違いない。
現実離れしたストーリーでさえ、違和感なくすんなり入ってきた。映画だから、何でもありなのだ。
美しい映像と、RADの歌声、まっすぐなストーリー。
素敵だ。
わかる人、わからない人、それぞれでいいし、それが世の中の常。
1人で観に行ってよかった。
しみじみと余韻に浸れる。
楽しめたけれど、「君の名は」の方が好き。
賛否両論あろうが、あの映画はよくできてたなと今回実感。
新海誠監督の作品、感性がすきなのかも。
らしいと言えばらしい
どんどんファンタジー寄りに
これはもう新海作品は今後ファンタジー物しか製作しなくなる流れなのでしょうか…秒速や言の葉みたいな作品がまた観れたらなぁ…と思ってしまいます。
今回のは流石に色々とやりすぎなような…主人公たちがあまりに表舞台に出過ぎだと思いました。どこが「これは僕と彼女だけが知っている〜」なんでしょう?観る前はひっそりと晴れにする能力を使うのかと思ってましたが、いざ観ると堂々と人前で能力を使っていてポカーン…となりました。線路は走るわ、警察は殴るわ、あと子供3人だけで生きていけると本気で思っている穂高にも呆れました。これではそこらへんのアニメーションとなんら変わりません。君の名は。と今作しか観てない方々よりは新海作品に触れてきたつもりですが、ハッキリ言って新海さんらしさがどこにあったのかよく分かりませんでした。
あと、「ソフトバンクのイヌが作中にいるから探してみよう!」みたいなの、本当にどうでもいいです。よくよく考えればこれがなんだか1番ガッカリしました笑。うまく言えませんが…なんか、見損ないました。
新海誠は僕には合わないとしか言いようがないが…
「君の名は」でもそうだったが
基本的なストーリーの辻褄のあわなさ・破綻
解消されない疑問が続く気持ちの悪さは本作でさらに悪化している
街をリアルに描写しているからこそ
リアリティにかけるご都合主義が気にかかるし
その人物がなぜそこにいるのか
なぜそういう行動に至ったかの説明はまったくない
映像は文句なく美しい
だがそこに人間やドラマは一切ない
お金や人を養うプレッシャーが監督を狂わせているとしか思えない
映像が綺麗ならアニメとして成立しているのかもしれないが
映画としては成立していないもどかしさだけ残った
隣で見ていたカップルが
「1回だけじゃわかんないのかもしれないね…」と呟いていたが
このカップルが2回目を見ることはないし
このコメントがどういう意味かは造り手が一番理解しているところだと思う
宮崎駿をはじめとするジブリ作品のすごさを改めて感じるところでもあるし
この作品を表立って駄作だと批評できないマスコミにも恐ろしさを感じる
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