天気の子のレビュー・感想・評価
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感動作!すばらしい作品でした。
あまり期待せずに観に行きましたが、結果、すばらしい作品でした。
114分間、映画の世界に引き込まれました。退屈になる場面が一切なく、次から次へ展開へ。これだけ人を引き込む映画って、いまだかつてないかも。
もう一度、観に行きたいです。
とても良かったと思います。
他の方のレビューを読むと、皆さま考えが深いなぁと感心してしまいます。ただ単に映像描写がきれいなこと、分かりやすいストーリーであることなど、単純な映画としての面白さに見入っていました。
東京が好きになる作品
新海監督の作品初体験でしたが、非常に面白かったです。素直に楽しめました。異常気象という環境問題と人柱という神話伝説、つまり現実と幻想、リアルとファンタジーがうまく調和して作品に自然と入り込めました。神話を取り入れた壮大なテーマ、ジブリ的な冒険活劇性、クライマックスに向けてのハラハラドキドキ感とか、息つく暇もない手に汗握る展開に終始興奮しました。突き詰めると、公共工事へのアンチテーゼでしょうか。自然回帰への挑戦。そんな印象を受けました。
大失敗!
御多分に漏れず『君の名は。』のあまりの素晴らしさに感動して、今回の映画にも足を運んだ一人です。
結論としては大失敗! 迷ってる人は、是非お金を別のことに使ってください。
まず各人物の状況設定がやっつけで、場面展開もちぐはぐで思いつき感がぬぐえません。
全体としてストーリーが薄っぺらでメッセージ性もなく、前作のように練りこんで作り上げられた作品ではありません。
加えて、ヒロイン陽菜役の「森七菜」と、重要人物である夏美役の「本田翼」のセリフ回しがヒドすぎる…。興味のある方は是非テレビ放映時にご確認を。
最後に、やはり画像はすばらしいです。画像・映像関係の勉強してる方は勉強になるのでしょうね。
期待し過ぎたかな
自分は君の名はも見てないし、新海誠ファンでもない。だから他の人のレビューを見て、よくそんなことに気がつくなぁとか、あのシーンにそんな意味があったのかと感心するばかりです。
迫力のある映像やシーンに合った挿入歌など素晴らしいが、色々と作品から汲み取れないせいかストーリーが微妙に感じる。
あの魚や龍、雲の上の世界についてもう少し触れて欲しかったし、終わり方があまり綺麗じゃないかな。色々と解決してないし。世界と彼女どっちも取るのを期待してたからちょっと残念。東京に青空が戻り、彼女も人柱から解放されるみたいなのを期待してたんだけどな。
若い人に込めるメッセージを強く感じる
前作と全然違うというのを聞いていて覚悟して観ました。
かなり美しい前作を裏切ってきたなと感心しました。
自分はたまたまお盆休み、新宿歌舞伎町の映画館で観たのですが、映画の舞台と相まってそのせいかより良かった。
観る前は、いつもだけど、ところどころ臭いところで息を止めて歩いて、相変わらず怪しい人達、たむろしてる危なっかしい若い子達、そして日本人より多いと感じる外国人…
無意識に嫌悪感に近いものを抱きながら通っていたけれど
観終わった後は、見事になんというか受け入れるではないけどむしろいとおしく嫌悪感はなくなり気にしないで頑張ろうみたいな気持ちになってる自分に変わってた。
そういうところがすごい映画だと思う。
前作では、映画館出て、東京がキラキラして見えて、嬉しくなったんだけど。またそれ以上の意識革命をやってのけて下さった。
最後の最後で、ドカンと感動が押し寄せました。
自分ひとりの力で世界は変えられるのだよとみんなその力があるんだと
理屈でなく弾丸のように強烈に魂に打ちこんでくる。
そんな気が私はしました。
闇が真っ暗だからこそ差し込む光はまばゆいのです。
綺麗事でないところにリアリティとして感じさせるものがある。
たぶんよくわからないと言っている人にも、無意識に刺さっているものがあるんじゃないかと思います。
それくらい六感にぶち込んでくる映画でした。
自分の中の心の声に、愛に背中を押され、全力で走り出したくなるんじゃないかな。
相変わらず細かい裏ネタ満載ですが、意識下に働きかけてくるところは物語というより音楽にも似ています。
全力で作ってくださりありがとうございます。
深海ワールドの帰還?
安定のエンタメ作品でありながら、『君の名は。』にかけていた深海作品ならではのもの寂しげな感覚(いい意味で)が帰ってきていたように感じた。
ただ、エンタメ要素が今回は自分にはあまり刺さらなかった。
あと、ツッコミ要素が前回より目立ってると思います。
安定の映像美
始めから最後まで安定して映像が美しい。雨粒のように心弾む描写も多く、見とれてしまう。背景を切り取っても待ち受け画像にしたいほどだった。
ストーリーとしては細かい部分が作りきれておらず、共感できない部分も多かった。帆高が単なる我が儘に見えてしまい勿体ない。
群がるスポンサー企業のせいで台無し
映画自体は悪くないと感じました。ただ、登場人物の言動と、最後のオチが若干かみ合ってない気がします。もう少し早めの布石が欲しかったかも。
それはいいとしても、前作のヒットに便乗しようとしたスポンサー企業の存在感が強すぎます。
スポンサーに配慮した数々の演出。事前にとあるインスタント食品会社の醜悪なテレビCMを観た影響かもしれませんが、最終的に長編CMを見せられた気分になりました。
「世界なんて、元々狂ってんだよ」
須賀のこのセリフが、1番印象に残っているかな。
短く纏めると、本当に音楽の使い方が上手い、、、!
RADWIMPSの作詞作曲のセンスもあるが、このタイミングでこの曲をぶち込んでくるかぁ~という、パズルのピースがぴったりハマったような感覚を覚えた。
内容は普通といったところだろうか。
多少ドキドキはしたけど、なんとなくの予想通りに事は進んでいったので、そこまで衝撃はなかった。
でもshotamalさんのネタバレレビューの考察を読んで、かなり驚いた。
もしこれが本当なら、ストーリーの奥がなんと深いことか…
後作画も本当に綺麗。
さすが新海誠作品だなと、感心した。
あまり比べたくはないが、正直「君の名は。」程の衝撃と胸が熱くなる感覚はなかったかな。
でも普通に面白かったです。
愛にできることってきっとあるって信じたい!
いつもの事ながら…(^^)
雨をこんなに美しく表現できる監督は他にいないんじゃないかな?
監督の集大成がここに完成した感じ。
目を閉じるとそこには、空の青さと、雲の巨大さと、雨の壮大さが蘇る。
雨、雨、雨、雨!
雨が、まぶたの裏に洪水のように押し寄せてくる感じにとても興奮しました!
そして、雨が上がって太陽が顔を出す瞬間もとても美しかった。
一筋の光が、東京の街全体をピカピカに黄金に照らしていく姿に感動!
RADWIMPSの音楽も相まって、完成度の高い映像美が生まれていました。
東京の巨大さに飲み込まれそうになりつつ、改めて東京の凄さを感じてしまった今作。
東京って凄い!
と心の底から思ってしまいました。
東京の魅力や汚さ、人間の優しさや悲しさをたくさん吸収して、一歩大人になっていく少年の姿が微笑ましい。
ダメダメな少年ですが、日を追うごとに徐々に強くたくましく成長する姿に、思わず応援してあげたくなりました!
今回、ストーリー云々言うと、色々な意見が出てくると思うので、詳細は言いません。
でも、この映像美は、映画館でないと味わえない!
今回は、池袋に新しくできたグランドシネマサンシャインで鑑賞!
巨体スクリーンと立体的な音の構成に、鳥肌が立つほどの興奮が溢れ出てきました!
音と映像のコントラストがとにかく最高!
雨が上がったり降ったり、晴れたり曇ったり、その天気の変化に圧倒されました。
途中までファンタジーだと思っていた作品でしたが、最後の最後の衝撃的な展開で突如SFに様変わり⁈
世界はもともと狂ってるんだよ。
このセリフが意表を突いた、なんとも劇的な終焉となりました。
個人的には、ただハッピーエンドで終わるのが嫌いなので、このラストには大満足(笑)
こういう終わり方は、新海感時ぽいなと思いました。
最後に…。
いろんな声優さんが出ていましたが、まさかあの人が出てくれるとは!
豪華キャストに、嬉しい悲鳴の連続でしたが、ここに来てサプライズな出来事が(^^)
今月誕生日の私にとって、まさに最高のプレゼントとなりました(^O^)
豪華キャストに、豪華映像美。
この映画は、それだけでも大満足できる作品。
君の名と、比べてしまうのではなく、1つの作品として純粋に楽しむことをオススメします。
そうしたら、新しい楽しみ方が出てきそうな感じ。
久しぶりに作品の世界に入り込んでしまったかのような、あっという間の114分でした(^^)
最高に楽しかった〜!
気になる
毎度のことだけど、映像はとても美しい。光の入れ方が好きです。
ただ、ストーリーとしては、主人公がなぜ家出をしたのか、どうして東京にこだわり続けるのか分からなかった。また、主人公の言動の節々に見える中二病感に少し引く。
そして空上の場面での既視感。ポニョ、ラピュタ、千と千尋の神隠し…。どうしても見えてしまう。
また、話の内容が半分ファンタジーだから?人間同士の心理描写が軽薄にみえてしまう。
なにか期待し過ぎたかな。
でも、ラストで主人公が彼女を選んだことは素直に良い選択だと思う。私が気付いていないだけで、良い部分はもっとあるはず。
もう一回位は映画館に行き、見えていなかった部分を見てみたい。
映像と曲で魅せた114分かと思いきや・・・
最初予告を見た時「いやこれRADWIMPSの歌といい雰囲気といいもろ君の名は。じゃん」と思い観客は沢山来ると思うけど評価は低くなりそうだなー、と考えてた。
だけど観に行ったのは曲が良さそうで意外にも評価が高かったから。
見終えたら君の名は。感はあるけどラストや伏線を回収しきらないところが新海監督挑んだなぁと思った。
しかし自分が考えるに新海監督はこういう映画を作りたかったのだと思う。
君の名は。が異例のヒットをし注目の集まる次作で新海監督本来の映画を作りたかったのだと
賛否分かれるラストについては自分的には賛成派だ
詳しくいうとネタばれになるので言わないが東京の結末と主人公達の思いは、作中にも出てる理不尽な世の中に対する天罰として新海監督がわざと選んだラストだったのだとと自分は考える。
そう考えると世の中に対する皮肉もこの作品にはあるかなぁー
映像はさすが綺麗で背景に力を入れていた。
曲はなんといっても三浦透子のグランドエスケープに鳥肌がたった!
それにしても三浦透子の歌声は名前の通り透き通っている。
ドルビーアトモスかドルビーシネマをオススメします!
新海誠監督らしかったです
ハードルがものすごく上がっている状態でこの作品内容であれば良いと思います。どこかのドラクエ映画の監督に見てもらいたい。
新海誠監督らしいボーイミーツガールでしたし、もう一度見られる内容ですし、ちゃんときれいに終わらせているなあと思いました。
感性と才覚を問われる作品
※自分なりに真っ直ぐ公平な感覚でレビューします
普通の人が普通の感覚で観たら低評価になる可能性が高い。(と、個人的には思う)
少なくとも大衆映画として観たら確実に憤慨。
高評価している方は非常に感性が優れてるか、非常に頭が良いか、非常に変わり者のどれかだと思います。
この映画をつまらないと思った自分は才覚のないただの凡人なんだと思う。
ただし新海作品をずっと観てきた身としては新海さんがこのような作品に仕上げたのには何かメッセージや裏テーマがある気がする。ずっと考えてるけどその答えが出ない。紐解くには難解過ぎる。描かれてる様をそのまま受け取っていては観ている事にならない。そんな作品。
秒速五センチメートルの哀愁も、君の名はのハッピーエンドもどっちも好きだけど(2作とも7回以上観てる大好きな映画)
天気の子はそれらと全く異なる作品。
確実に議論を呼ぶと思う。
もしやそれが新海監督の狙いなのか…
覚悟して観てほしい。
[備考]
※デートでは観ない方が良いと思います
※映画でも観るか〜という軽いノリで映画館に行くなら別作品を推奨します
※個人の見解です。本作ファンの方々には申し訳ないです…
※散々書いちゃったけど一度は観てほしいです
※映像と音楽は最高です
ファンタジーなストーリーと、現実的な描写。珠玉の音楽と共に描かれる、青春物語。
【賛否両論チェック】
賛:家出少年と天気を変えられる少女の、切なくて心温まる物語に、観ている側も心揺さぶられるよう。RADWIMPSの音楽の数々も魅力。
否:内容がファンタジーな割には、拳銃や風俗のスカウト等現実的な物が多数出てくるので、意外にも子供向けではない印象を受けてしまう。
居場所を失くした家出少年と、天気を晴れに出来る不思議な少女との出逢い。そんな2人の関係性によって紡がれていくファンタジーな物語に、観ていて心躍らされたり、切なくなったりと、まるで天気のように様々な感情を体感することが出来る、ステキな作品です。
ただ少し残念というか、違和感ともいえるのが、そんなストーリーの割には、登場するのが風俗店だったりラブホテルだったり、スカウトマンが暴力を振るったり拳銃が出てきたりと、嫌に現実的な描写が多いところでしょうか。その辺りは、親子で観るのには意外と向かないのかも知れません。
そして何といっても特筆すべきは、RADWIMPSが担当した珠玉の音楽の数々。中でも主題歌の「愛にできることはまだあるかい」は、この曲だけのために映画を観てもイイくらい、本当に圧巻の世界観です。
賛否両論はあっても話題作であることは間違いありませんので、是非ご覧になってみて下さい。
豪雨の中の疾走感!
途中から、涙が止まらなくなった。
その疾走感に考えている間を与えてくれない。
繊細で大胆な構図、
見たこと、聴いたことのないストーリー。
そして、魅力的な主人公たち。
この上ないものを見た!
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