「話がよくわからない」天気の子　Hiroさんの映画レビュー（感想・評価）

簡単なストーリーで、小学生でも理解できる内容ですが
実はわからない部分は自分で推理しないと答えが出せない難しい映画となってます

理由の一つに心理描写が無いという事があげられます
キャラはその場で行動を行い、見ている側は何故その行動をとったのかわかりません（これは監督の狙いなので手抜きではありません。監督は二人を見守る映画と言っておりますので主人公、ヒロインに入り込む映画では無いのです）

主な分からない部分
帆高の家出理由
長雨の理由
最後の世界水没理由
他にも多数のわからない部分がありますが、この映画の凄い所はそれらをスルーしても、いや、寧ろスルーした方が楽しめるという部分です
（時間系、入れ代わりなどはわからないと終始ついていけない）
それでも気になる人は気になるもの、映画内の映像だけで一応理解できるつくりになってますが、非常に難しいです

この映画は言葉の説明殆どなく、映像での説明が殆どです
帆高家出理由は冒頭の帆高の絆創膏、その後の帆高の言葉、途中で出てくる入学式の写真から推理する必要があります