劇場公開日 2019年7月19日

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「RADWIMPSに救われている」天気の子 AOI ISEさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0RADWIMPSに救われている

2019年8月17日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

興奮

評価を要約すると
・画は85点
・曲、歌は98点
・ストーリーは60点

RADWIMPSの曲とのマッチング感が君の名は。に比べて弱い印象。脱RADを目指したかった??

ストーリーは、もやもやする。
全体的な分かりやすさ、オチの珍しさは良かったが。。
ただ、雑。伏線?が全然回収できておらず、詰め込みすぎた設定がごちゃごちゃで煩わしい。
主人公のキャラクターもよくない。銃と警察の件は完全に余計だった。2hの映画では余計だった。もっと描くべき箇所は多くあったはずだ。観客に感情移入させる描写が欠落している。
BGMも、君の名は。より少し弱い気がする(ストーリーのせいもあるか?)ので、ぼんやりした作品になってしまっている。

ただ、画はやはりきれいで、花火や雨の最新の技術は再現力の高さに圧倒される。
しかし、個人的には新海作品のあのもう少しぼんやりとしたタッチが好きだったので、クリアさ(CG感?)によるフラストレーションもあった。

とはいえ、東京の街並み等の忠実な再現力には圧巻し、楽しめた。曲と画の力で3点台後半として4をつけた。

AOI ISE