劇場公開日 2019年7月19日

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「不満ばかりが残った。」天気の子 kitakoさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0不満ばかりが残った。

2019年8月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

だんだんキレイな映像に目が慣れてきてしまったせいか不満ばかりが残った。

まず主人公の家出の動機くらいちゃんと描いてほしい。登場人物の行動原理や方向性が見えなまま、えんえんと
「警視庁密着24時、東京って怖ぇ~」
をやられても感情移入や共感はない。

台詞は随所にスベってる。
実名CM多用はうざったいし、設定は安易。
簡単に使われる拳銃。
このご時世に水没。
主人公が電車の線路内を走り続けるとこなんか痴漢容疑者がえんえん逃げてるように見えた。JRもあれがカッコいいとされちゃたまったもんじゃない。

今作は前作のヒットにすっかり味を占めてしまった作風。
次回作も「君の名は」風の顔をした主人公とヒロインが登場し、あだち充漫画のように髪型だけ変えて、無条件で恋に落ちるのだろうか。まあ、あだち充は同じようなキャラでも話が面白いけど新海誠の場合は今回の脚本を見る限り苦痛でしかない。

kitako