「君の名は。を未鑑賞の私でも…」天気の子 seventh-HEAVENさんの映画レビュー(感想・評価)
君の名は。を未鑑賞の私でも…
クリックして本文を読む
絵が素晴らしく美しい。
レンゲを咥える音とか、グータッチのゴツっとした音とか、音声表現も繊細で感動した。
声優もあれ?と気になる部分もあるが、酷評するほどのレベルでない。叫んだり嫌がったりするところ以外は違和感ない。
問題はストーリーのとんでもないつまらなさ。
マンガとかの一話分くらいしかないベースの話を、延ばしに延ばして付加価値つけて、味がしないガムの様にのびのびにしている印象でした。
観てる方はなんとなく、消えちゃうのかな…とか、なんらかのしっぺ返しが…と思って見てるから結末に大した意外性もなく、「不思議な力を金儲けに使っちゃったからそりゃあねぇ…」という気分。
主人公の家出理由も明かされないから共感も出来ないし、なによりピストル要らなくない?1回目は未だしも、2回も出てきてさらに撃っちゃうって普通の感情じゃない。全然感情移入出来ないし成長してない。
前作が大ヒットしてしまったから、「この台本つまんなくないですか?」ってツッこめる人が居なくなってしまったのでしょうか。
30分のショートフィルムとかにしたらめちゃめちゃ感動出来る作品になったかも。
それと東京下町の人間からすると、迎え火・送り火は7月13〜16日で、どう考えても外苑の花火より前なのですが…?そこがすごく気になりました。
神津島が舞台(主人公の出身地)になっているということで、縁がある島なので観に行きましたが、ホントにチラッとしか出てきてないのが残念でした。次作に期待したいです。
コメントする