「雨の描写が美しい」天気の子 きなこうどんさんの映画レビュー(感想・評価)
雨の描写が美しい
雨の描写がとても美しいです。
普段は陰鬱な印象が強い雨の風景をこうも美しく表現できるとは、さすが新海監督といったところでしょう。
さて、ストーリーはどうでしょう。
この手の物語に対する感受性は当然ながら世代によって差異があるかとは思います。
今作は、個人的には「君の名は」ほど響きませんでした。
基本的構造は言ってしまえば、前回同様boy meet girl.
それとアニメの持つ毒を強く前に押し出した感じ。
うーん、悪くはないですが・・・・ちょっとすでにマンネリ感すら感じます。
主人公の味付けでちょっと方向性を変えたようにしていても、ladwinpsが音楽担当では前作とかなりオーバーラップしてしまいます。
宮崎作品と久石譲は切っても切れない関係ですが、新海作品にはladwinpsは必須ではないと感じます。
あくまで個人の意見ですが、次回作では別なアーティストと組んだ方がよいかと思います。
以上、予備知識なく鑑賞した印象でした。
余談
声優陣では本田翼さんが下手とか下馬評だったようですが、個人的にはベストキャラクター賞でしたね。
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