「ラストに向けて」天気の子 コリーさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストに向けて
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途中までは確かにアニメーションは綺麗であったけど、何となく単調な(君の名はからの期待値が上がりまくってたことはあると思うけど)、流れだった。
しかし、物語終盤から、好きになった女の子を救うため?好きな女の子にもう一度会うため?主人公が疾走していくシーン、から一気に引き込まれていく。
そこに全てを経験済みであるが如くの須賀が待ち構え、廃墟ビルでのやり取りは鳥肌もの。
東京の平和を考えたら須賀が正解。好きな人を救うため突き抜けていくという意味では主人公が正解。何が正解か分からないまま物語が突き抜けていく。
そこから先は声を失うほどのアニメーションの映像美、音楽、セリフ、全てに吸い込まれていく。飲み物を飲むのもそこからストップ。涙が止まらなくなりエンディングまで突っ走しっていく。
エンドロールは余韻に浸り、エンドロールが終わっても収まらない感動の余韻。
夏の始まりとして最高の一本。期待値高い分、それを上回るのは至難の技。素晴らしい映画スタッフに拍手。
いい映画だった。
追伸。悟空登場?シーンはかなり笑ってしまった。
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