「スペシャル予報で感動と期待をしてただけに」天気の子 するーぷさんの映画レビュー(感想・評価)
スペシャル予報で感動と期待をしてただけに
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全体的に残念でした。
もちろん映像や音楽は素晴らしいと思うんですが、映画のほぼ8割〜9割は雨のシーン。
だからなのか、こころがどよーんとしました。
そもそも帆高が何故そんなにも離島から抜け出したかった動機が最後まで明かされないまま終わったので、あれ?って思いました。
過去の回想シーンで、帆高の頬に殴られたような跡があったから虐待なのかな?と想像はしたけど、懲戒処分で離島に戻った時にあんなに出たかったのに島での暮らしは案外普通だったみたいに言ってたから本当によく分からなかった。
あと銃が出てきたのに萎えました。
銃の中身を見たら本物だって分かるし、それをお守りとして持ってて、人に打とうとするって正直ありえないです……。
生活に追い詰められてた頃だったならそれも分かるけど、陽菜を助けた時は働き先も見つけて順調だったから追い詰められてはいなかったと思うし。でも、安全装置とか付いてない銃なのかな?普通打てないよ。
それに、怪しい水商売とはいえ自分の就職を潰された上、本物の銃を持ってて打った帆高に陽菜はキレてからのイキナリ許して笑顔になった事にビックリした。距離の詰め方が、んんん??ってなりました。
結局なんで晴れ女の力は無くなったのか?
陽菜が祈るのを辞めたからだと思ったけど、ラストで祈ってるシーンがあって、でも晴れなかったって事は力を無くしたんですよね?
結局どのキャラも薄っぺらい感じがして私は愛着が持てませんでした。
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