「何者にもなりたい愚かな私たち(人間)に見て欲しい映画です」天気の子 Miwa Komatsuさんの映画レビュー(感想・評価)
何者にもなりたい愚かな私たち(人間)に見て欲しい映画です
そろそろ新海誠監督の最新作、天気の子が公開の頃だなーと思い、久しぶりに映画館へ。
見終わって思ったのは、
ラストがわたし的に最高でした。
人はすごいエネルギーを持っているけど、
それは大いなる宇宙や自然があってこその頂き物なんですね。
自然は、ただ自然に何一つ間違わずに回っていて。
人間だけが何者かになってる気がしてるだけで、何者かになることなんて、そんな事の方が簡単になれちゃう現代だから、愚かさに足を救われもせず歩いてしまう。
...のかなーっと、映画を見てそう思うのです。
映像もカメラワークも技術もさらに上がっていて、この数年でここまで作り上げてきたたくさんのクリエーターさん達に、本当に本当に感謝です。
賛否両論いろいろ言うのは人の性ですが、できた作品に込められた数多の魂のエネルギーは、誰にも穢すことはできません。
ぜひ何者にもなりたい愚かな私たちに見て欲しい映画です m(*_ _)m
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