「2時間ずっと幸せでした」天気の子 映画家さんの映画レビュー(感想・評価)
2時間ずっと幸せでした
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色々と疑問が生まれる映画でした。
どうしてあそこに拳銃があったのか、そして誰の拳銃なのか?晴れ女が人柱になるのはなんで?主人公が島から出てきた理由が晴れを追いかけて来たってのは強引すぎないか?児童保護施設に行って離れ離れになる理屈が分からない、それなりの措置はしてくれるのでは?3年雨が降り続いてたら世界はもう少し退廃しているのではないか?そもそも地球の水分は循環しているのであって、雨が3年降り続くなどあり得ない、など枚挙に暇がありません。
しかし、上記の疑問は本作における映画体験を一切阻害しません。この映画を見ている間、私はずっと幸せで、まばたきをするのさえ惜しいと思いました。耳と目の感覚がすべて持っていかれる映画に出会えたのは初めての経験でした。
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こまさんのコメント
2019年7月23日
私も皆さんの不満点にどれも納得するものの、耳も目も幸せでした。視聴中に体験を中断してストーリーを思考するか否か、人によって分かれるところですよね。個人的に、陽菜の演技力を際立出せるため帆高を愚直寄りにしたかと思うほど、「天気の子」は映像に溶け込み、輝いていました。