「前半最高!後半なんだこれ…」天気の子 ユズさんの映画レビュー(感想・評価)
前半最高!後半なんだこれ…
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ほぼなんの宣伝も見ずにこの映画を観ました。
そして思ったことは、いい意味でも悪い意味でもなんだこれ。この一言です。
※以下ネタバレあり
前半から惹き込まれる映像がバンバン来て、素晴らしい楽曲たちもドンドン流れます。
家出主人公と保護者のいないヒロインの甘酸っぱい青春が繰り広げられ、サブキャラ達の優しさに涙し、意外な友情出演もあり最高でした。最高だったんです。
問題は後半。主人公が家出少年とバレ警察に追われ、ヒロインも保護者がいないことがバレ児童相談所に連れて行かれそうになってから全て狂いました。
現実を突きつけてくる大人から逃げる主人公とヒロインの逃避行…からの溢れて止まらない主人公の自己中心的で自分勝手な独りよがりの奮闘劇の垂れ流し。
この時ほど映画館を飛び出したいと思ったことはありません。
この逃避行の末に2人は驚く程多くの人を巻き込み迷惑をかけ(絶対死者出てる)ますが、主人公には反省など皆無です。それどころかすぐに自分を正当化して開き直ります。この時点で私は白目剥いて泡吹いてました。
そして最初から最後まで、主人公の"ヒロインと2人でいられるならいいや。"精神にはあきれをすっ飛ばして感動さえ覚えました。最高ですね。
なんだこれ。
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