タンク・ソルジャー 重戦車KV-1のレビュー・感想・評価
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まあ、おもしろかった、
うん、戦車の戦闘シーンもたくさんあって(笑)キライな映画ではない。
1両だけでたくさんのドイツ戦車とやり合うとこは、孤軍奮闘すぎてびっくりだったけど。
たちこめる煙の中、近距離で対峙する戦車
予告編を見て選んだはずなのに全く覚えていなくて、最近は戦車物のロシア映画にハマりつつあるのもあり、まあ戦車で戦うアクション物だろうと思った。タイトルも「タンクソルジャー」だしね。
なので、なかなかストーリーは香ばしく、よろしくない展開が続いても気にしていなかった。
それがエンディングでまさかの実話であることが発覚。
そりゃあ多少は盛られているだろうが色々ととんでもねーな。などと考えていて、そういえばロシアは戦争中は戦場の英雄をたたえるニュースをよく流していたんだったな。と思い出した。少々盛られていてもね。
この話もそれだろうし、冒頭の何でもなおす整備兵の話もそれだろう。
とりあえずストーリーには触れずに肝心の戦車アクションだけをみていこう。
アクション自体は後半の何十分かしかないので、量としてはちょっと物足りないが、質は結構良かった。
二次大戦の頃は敵を目視でとらえていたので、爆破の煙に紛れて接近していく戦術はなるほどなと思った。
近距離で正面から対峙する時、装甲の厚いKVは本領を発揮する。被弾したって、さすがKVだ、なんともないぜってな訳だ。
トロいからスピード勝負になると負けるしね。
ちょっと緊張感が薄くて、手に汗にぎるとはいかないけど、娯楽系戦車アクション映画としては及第点じゃないかな。
他のレビューが専門用語ばかりで面白い(笑)
私はミリオタや戦車好きでもないので、詳しいことはよくわかりませんでしたが、私の感想は以下のような感じでした。
1. 古いタイプの戦車がいっぱい登場してスゴイ!
しかも、ちゃんと走ってるし!!
内部もしっかりと見せてくれるし!
火薬がバンバン爆発していて戦闘シーンは迫力があるし!!
色々と見ごたえがある。
2. 1台で10数台の戦車をやっつけたにしては、勝つに至ったロジックが弱い。
なんで勝てたのか?がよくわからない。
もう少し、(観る側が)素人にも納得できるものであれば良かった。
3. まさかの史実ベースの話
無茶苦茶な設定だし、マクロな世界のミクロな話しで世界観がスゴイし、なんか粋なキャラや展開でグイグイ話が進むし(古い映画っぽい)、で、「何だこれ?」と思っていたら、まさかの史実ベース。
史実は小説より奇なり、とはまさにこの事だと思いました。
ソ連の重戦車KV-1,中戦車T-34に凄腕女整備士
1942年
飛行機も飛ぶ
初っ端からKV-1撃破され部下を失う
熱血指揮官。整備士は妻
装甲厚さアピール
8号車のエンジンがイカれて歩兵に転属
今生の別れみたいになった。
代わりのKV1見つかった!「あなたのために直した」
敵戦車10両と対決
次々撃破。被弾シーンが1パターン
対戦車砲1人死亡
夜戦なっても活躍
2人目
燃えるKV1
妻も負傷。
最後は白兵戦。あれフェイドアウト
敵のティガー1(IV号戦車らしい)を奪って帰還。
テロップでは16機撃破(トータルか?)したので ソビエト軍最高の賞に推挙されたとのこと
実話ぽくしたかった?
KV1は重量のせいで駆動系に問題あったてことか。砲塔がかわいらしい割に威力大
リアルWoT
部下を死なせてしまった心の傷を持つ戦車の指揮官が、癖の強い乗務員たちと時代遅れの重戦車KV-1たった1台で、ナチスの戦車軍団16台を壊滅させた実話を元にしたロシアの戦争映画。
まぁストーリーの方はお決まりのヤツだけど、実車を使った戦車の戦闘シーンは戦車で戦うネットゲーム「ワールド・オブ・タンクス」を実写で観ているような大迫力で中々面白かった。
戦車好きな人にはオススメ。
むちゃくちゃなのが楽しかった
宣伝にあった「ドイツ軍のティーガー重戦車師団10輌以上を相手に、単騎で戦いを挑んだ、ソ連軍の戦車兵たちの実話をもとに描いたロシア発の戦争アクション」って、あまり当たってなくて。
ドイツ側の戦車バリエーション少なく、ティーガーはあまり出てこなくてIV(4)号戦車ばっかじゃねーか!
ってツッコミを心の中で入れる羽目になりましたが。
設定的にはけっこうめちゃくちゃ。
でも、KV-1が動き回ってるのが観られるだけで全然OK。
ソ連の戦車は無敵であります。
美化しすぎて、もはや実話を超えて神話レベルに無敵であります。
KVの装甲は、敵の弾をほとんど跳ね返すのであります。
ティーガー(いやほとんどIV号だけど)なんて装甲が紙みたいで、KVの一撃で爆発するであります。
めちゃくちゃさが、むしろ楽しかったー!
装甲の厚さと破壊力には定評があっても、駆動系が弱くてすぐ壊れるし整備に時間がかかるって欠点は、誇張はあっても、しっかり描かれていました。
ただ、最後の戦闘シーンでのドイツ戦車内での、ドイツ語会話の部分が残念でした。
よく日本のテレビで、外国人が母国語でしゃべってるのに、声優さんがわざとらしい日本語で上にかぶせる演出ってあるじゃないですか。
あれ同様に、ドイツ語の上にロシア語セリフをかぶせるため、戦争映画的なリアリティが瓦解して、いきなりバラエティ・ワイドショーの再現ドラマ風になっちゃうんですよね。
Fire
ソ連軍の重戦車KV-1で戦う指揮官とその部下達の話。
装甲は厚いが発動・駆動が弱い当時の重戦車事情をネタに、技師のみならず兵士達が戦車を修理し戦うストーリー。
いくらKV-1の装甲が厚くてもちょっとやり過ぎなぐらいの主役贔屓でスリルがないし、会話が多く緊迫感もない。
戦車や火薬に金がかかっているものの、人物設定や演技演出が安っぽく戦闘シーンに至るまでリアリティに欠ける。
戦車大好きっ!て人にはハマるのかも知れないが…。
30年ぐらい前の映画をみている様な感じの判り易さとベタな展開は嫌いじゃないけれど物足りなかった。
ロシア戦車マニア御用達
見てしまいました。ロシアのプロパガンダ映画、旧ソ連の亡霊が現代技術で蘇りました。ソ連軍のKVー1やらTー34が出まくり。最初にT34/76が出てきたのは嬉しかったです。しかも、KV1もやられっぱなしで、途中からメチャクチャ強くなります。戦車マニアには突っ込みどころ満載の笑える展開でした。ドイツ兵は御多分に洩れずチョー弱い、ドイツ軍の戦車もこの当時は車体や砲塔周りに弾除けの板をぶら下げておらず、キャタピラの向こうに見え隠れするT34の名残がこんなに沢山の敵方を作り出したものでした。
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