HELLO WORLDのレビュー・感想・評価
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高校生の直実が死ななかったとこらへんから仕組みが分からなくなってき...
高校生の直実が死ななかったとこらへんから仕組みが分からなくなってきて、現実と仮想現実の境目が溶け出していくかんじ。
でも個人的には、万人に分かりやすく説明しようとしないところがむしろ好み。この手の話はちょっと理解できないくらいのほうが魅力的な気がする。
専業の声優さんを起用すれば良いのに
先日、Amazonプライム・ビデオで視聴
そこそこ面白かった。
適度にSF、適度にラブコメ…
感動する程のものではないけれども、楽しめました。
・・・というくらいなので。
キャスト陣には疑問かな。
北村匠海・浜辺美波のキミスイ組を中心に、
松坂桃李だの福原遥だの有名俳優を贅沢に使ってるけど、
「それが必要だったか?」
「それが生かされているか?」
という点には疑問が残る。
むしろ、きちんとした専業の声優さんを使えば良かったのでは?
別に、北村匠海でなくて良かったし、浜辺美波でなくて良かったし、松坂桃李でなくて良かった。
観た上で、それが素直な感想。
福原遥は、さすがのクオリティだったけど、
他は実写の演技に比べると見劣りがする。
その福原遥が演じたのは、チョイ役のアイドル的女子生徒だから、別に「福原遥でなくても十分」だったと思うしなぁ。
そうなると、「彼らのネームバリューを利用したかっただけだよね?」としか思えなくて、なんかドッチラケてしまう。
そこそこ面白いストーリーになってるんだから、専業の声優をつかって、クオリティ面で底上げを狙って欲しかった。
光るものは感じるがいまひとつ
監督のやりたかった事は伝わった。
しかし、やりたい事だけが先行して全体的に纏まりの無い作品となっていたのが残念。
ストーリー・脚本は稚拙。
特に後半からかなり散らかり気味で、綺麗にたためていない。
言いたい事を詰め込んだだけで、本当に必要なメッセージだけを取捨選択するという工程が足りていなかったのでは。
結果、後半から煙に巻かれたような、釈然としない後味だけが残ってしまった。
また、観客的な視点で見ると主人公の感情がうまく繋がっておらず、行動も言動も支離滅裂で電波な印象を受ける。
この辺りも、丁寧に一つ一つのシーンの「感情」を繋げていくという作業が足りていないように思う。
上の原因で感情移入ができない為、泣き所として用意されたシーンも、感情がキャラクターに追従できずに白けた感じになる。
CGはまあまあよく出来ている方だとは思うが、ビビットな色を適当に画面に放り込んでおり、洗練された印象を感じない。
このせいで、後半からの画面が全体的にやかましい。
「電子世界ってこんな感じだろ?」という雑なステレオタイプが散見される。
キャラクタの造形が3Dのトゥーンシェーディング調になっているが、どうしてもこの手法だと安っぽい印象が強くなる。
アニメでこれを使ってしまうと背景とあまり馴染まず、動きだけが滑らかで奇妙な違和感だけが先行していた。
全体的に、サマーウォーズ等の名作を意識した作りとなっており、見られる要素もあったものの、作品全体としては実力不足を感じる作品。
監督の以降の作品に期待したい。
タイトルなし
何というか、あのラストみるとインセプションみたいで若干の恐怖を感じた。
こういう題材の物語多いけど、ラブストーリーに振り切ったやつはなかなか珍しく、楽しめました。キュンキュンしますね。
因みに映画のみ鑑賞。
あまり深く考えずに。
何の前評判も見ずに、なんとなくアマプラ配信されていたので視聴。
そのあとにたくさんの方のクチコミをみた。
みんなが思ってるように理解出来ないところは多々あったが、結局は人が人を想った結果の出来事。好きな人を助けたい、好きな人を守りたい、好きな人を取り戻したい。そして最後の最後でまた人が人を想いやる素敵な気持ちになる結末がありました。行き過ぎた表現、なぜあそこはああなのか?と無理矢理感のある設定のところもあったが結果的にはよかったんじゃないかな。
40点
映画評価:40点
理解できなくて良い!
この作品を観たけど理解出来ない~とか、
意味不明~とか、
それで良いと思います。
だって、
現実的な描写に対して、
非現実的な生き物?(制御システムの擬人化?)みたいなやつがいたり、
急に特殊能力が使えたり、
それなのに細かい説明はそんなにない。
あるのは、
未来から自分が来て、未来の自分の彼女を助けてほしいって所のみ。
ついてこれない人がいて当然です。
むしろ理解できた!この映画最高!って
簡単に言えちゃう人の方が不自然だと思う。
おそらくその人たちは感覚や雰囲気で
この映画を素晴らしいと評価している気がします。
確かに絵は綺麗で、キャラも可愛らしく、
世界描写も魅力的ですから。
様々な楽しみ方があって良いと思います!
私の個人的な感想としては、
もっとモブキャラの顔に個性を出して欲しかった(ほとんど同じ顔に見える)という点と、
要素を少なくしてでも最後の素晴らしいトリックを最大限引き出す様な工夫をもっと練ってもらいたかったです。
色々良かっただけに、
凄く惜しく感じました。
次回作に期待しております。
【2021.5.11鑑賞】
ストーリー
が飽きさせない。
設定も描写も構成も声もいい感じにまとまっていた。
公開当初映画館で見れずサブスクで見たが、ちゃんと映画館で観れば良かった。
音楽も力入ってました。
結構設定が凝っていて繋げるのが大変だっただろうなぁと
アニメの先を体験することができます。
北村匠海さんはこういう役がぴったりだと改めて感じました。
事故で昏睡状態の恋人を救うために10年前にタイムスリップしてきた主...
事故で昏睡状態の恋人を救うために10年前にタイムスリップしてきた主人公。
それだけでも十分だと思ったが、もっと複雑な状況が重なって終盤は難解な展開に。
一応のハッピーエンドでよかった。
青春映画としてもSFとしても楽しめる作品だ。
難解でしたがそこそこ楽しめました
まもなく公開の『ふりふら』で何回目かの共演をする北村拓海さんと浜辺美波さんですが、『キミスイ』のあと吹替えで共演されたアニメ作品ということで今更ながらWOWOWで鑑賞しました。
正直世界観が複雑で理解できていないと思いますが、楽しめました。
(この『世界観』という言葉が『世界についての統一的把握』の意味らしいのでこの使い方自体が間違っている気がしますし決して、クリープハイプのヴォーカルではないのですが…)
若い世代には(年寄くさいな~)「素直に入り込めるんだろ~な~?!」って思いながら最後まで『きれいな映像と純愛ストーリー』を楽しむことができました。
色々と考察すれば矛盾点やら疑問点などいっぱい出てくるのでしょうがスルーします。
ただ礼儀正しいというか少し堅苦しい言い回しの『一行さん(浜辺さん)』が屍人荘を思い出してしまっていけませんでした。
あと下記の点が心配でした!
・図書カードの最初には『天沢聖司』って書いてないか?
・アルタラの自動修復システム「狐面」の衣装はゴーンさんがモデル?
・グッドデザインは日本デザイン振興会がやってるので本来はGOD DESIGNの間違い?
・上記のグローブで指パッチンして世界が終わったりしないか?
でも全部 わたしの取越し苦労で安心しました。
二段構えの物語
高校に入学したばかりの直美の前に未来の自分が現れる。彼の口からこの世界の真実を聞かされ…。
オリジナル脚本のSFアニメ映画。ドクター・ストレンジや君の名はなど何となく近年の作品に既視感を覚える演出が多かったように思えたが、二段構えの物語や世界観は好みでした。
【”愛する人のために、自ら”開闢”の扉を抉じ開ける。”バタフライ効果、カオス理論を絶妙に取り入れた時空を超えたパラレルワールドラブストーリー。】
ー劇場公開時の鑑賞理由は、近未来の京都が舞台の物語であるという、京都を愛するが故の理由であった。
だが、鑑賞後の感想は、”テッドチャン”風味溢れるSF映画ではないか、というものであった・・。ー
既に多くの方がレビューを上げているので、シンプルな感想のみ記す。
〈序盤〉
・2027年京都が舞台なので、現在より少し進化した京都の各所を楽しく観賞。
-伏見稲荷の鳥居、鴨川と賀茂川の分岐点の飛び石、京都タワー、カタガキナオミ君が通う高校はもしかして・・、京都と言えば古本市だよね・・ー
・クロニカル京都、アルトラ・・
〈中盤〉
・10年後から来たカタガキナオミの言動、行動に不審な点が、出てくる・・。と共に、今観ている世界は"2027年"なのか・・。
〈終盤〉
・イチギョールリが落雷により、命を失ったと思っていたナオミが実は・・
〈この作品を一度観て、ストーリー及び世界観を理解するのは、至難の技。
という事はシナリオに難があるのか、観る側に選択肢を委ねているのか、観る側の理解度を試されているのか、初見時には判断出来なかった作品。
二回観ると分かった様な気になる作品でもある。〉
〈2019年9月29日 劇場にて鑑賞〉
〈2020年7月 別媒体にて再鑑賞〉
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