劇場公開日 2019年12月20日

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「【”ヒックとトゥースの夫々の恋。そして聖地へ。”クレシッダ・コーウェルのファンタジーアドベンチャーの世界観を見事に表した第三弾。このシリーズが発するメッセージは現代でも十二分に通用するのである。】」ヒックとドラゴン 聖地への冒険 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 【”ヒックとトゥースの夫々の恋。そして聖地へ。”クレシッダ・コーウェルのファンタジーアドベンチャーの世界観を見事に表した第三弾。このシリーズが発するメッセージは現代でも十二分に通用するのである。】

2025年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

幸せ

■ドラゴンたちと人間たちが共存の道を選び、平和になったバーク島。だがドラゴンが増え続けたことで、島に納まりきらなくなってしまう。
 亡き父ストイックの跡を継いで若きリーダーに成長したヒックは、ドラゴンたちと共に、新天地を目指して島を旅立つ決意をする。

◆感想

・ファンタジーアドベンチャーには、名作が多いのはご承知の通りだが、クレシッダ・コーウェルの原作をアニメ化した今作シリーズもその中に入るだろう。

・この三部作では、心優しき少年ヒックが、バイキングの父を持ちながら、ドラゴンを倒す事に対する葛藤と、その果てに共存共栄する様が、シリーズを貫いて描かれている。

・そして、その中でヒックは心も身体も成長し、幼馴染のアスティとごく自然に恋に落ち、家庭を持つ様が、美しいアニメーションで描かれている。

・それは、トゥースも同様である。

<このシリーズでは、恐れ、憎み合っていた人間とドラゴンの共生に至る様が、美しいアニメーションで描かれている。
 そこでは、生物の尊さや異種と戦う事の愚かさが描かれており、それは現代でも十二分に通用すると私は思うのである。>

NOBU
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