「音楽と映像が◎!」ヒックとドラゴン 聖地への冒険 ジュンさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽と映像が◎!
普段は字幕版を見ることが多いのですが、なぜか吹き替え版のほうがしっくりくる作品がいくつかあるんですが、
僕の中ではヒックとドラゴンとトイ・ストーリーがそれにあたります。
ということで、今回も吹き替え版で見ました。
ヒクドラを映画館で見るのは初です。。。
やっぱり音楽と映像美はすごい!
空をドラゴンと一体になり自由に飛ぶ爽快感を一層引き立てる音楽と映像美!
世界の果てにある滝とその先の地底の世界は本当にワクワクしました。すごい。
映画館で観れてよかったな~と思いました。
ストーリーはちょっと気になることが多くて。
今作のヴィランとなるグリメルは、出始めこそ強キャラ感がありましたが、最終決戦は何ともあっけなく。。。
前作のほうが圧倒的な力の前に敗北、父と相棒を失うも、友情の力で敵を打ち砕くという流れで感動を得ることができました。
今作は、その点があまりにもあっさりで、ちょっと物足りなかったかな。
敗戦の経験を生かしてリベンジ、というわけでもなく、作戦が終始、強襲なのもう~んという感じ。
そこからのドラゴンたちとの別れは、えっ!そうなるの!という驚きが強かったです。
ドラゴンと人間の共存を外的要因によるとは言え、完結編となる今作であきらめてしまうのは、何とも寂しい。
お父さんとの回想シーンは良かったですね。もういないひとなだけになおさら。
愛とはときに苦しく、辛かったとしても相手を愛すればこそ、与えるのだという父のことば。
その時点で今回のラストのフラグはビンビンだったわけですが・・・
子どもができてから初めて会いに行って、そこで再会するラストでしたので希望は残るのでしょうが、ドラゴンと人間がともに暮らしていたあの賑やかなバーク島を思うと、これでこのシリーズは幕を下ろしてしまうのが寂しい!
いろいろ口うるさいことを書きましたが、好きなシリーズなんでご容赦ください。。。