クリスマス・プリンスのレビュー・感想・評価

クリスマス映画ねえ、と軽く見たけど。
結構王室物。

潜入記者と次期国王候補。
いつその正体がわかるんだろう、こうなるかなあが。
ちょっと斜め上いく展開。

だけど着地が決まってて、スッキリほろり。
続編は、どうなのかなあ。

お話が入り込みやすくとてもおもしろかったです。
悩み込まず前向きな主人公にとても好感を持てましたし、こちらも周りも元気をもらえます。
チャンスは気づかないだけで至るところに転がっているものだと、納得してしまいました！
とても夢のあるお話です。
主人公の女優さんがエルファニングに少し似ていたので、その点も楽しめました！

良い意味で一昔前の作りのような映画で、難しい事を考えず、クリスマスにお酒でも飲みながら気楽に観る事ができる内容だと思います。秘密を抱えた大事な人を守れるかというのも、ただクリスマスだから両想いになるというだけではなく、もっと具体的で、愛する人と寄り添える良い題材だったと思います。ディズニー・プリンセスの様な、万人向けの王道ストーリーだと思います。王道な故に、無駄の無い脚本を書くのは難しかったと思います。